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パワーストーンにまつわるストーリー(歴史)

2015.04.08 15:00

パワーストーンにまつわるお話をいくつかご紹介します。

オパール

ローマ帝国時代、マルクス・アントニウスという将軍がいました。彼の恋人のクレオパトラは元老院のノニウスが持っていたオパールを欲しがり、彼はそのオパールを自分たちに譲るようにノニウスに圧力をかけました。しかし、これを拒否したノニウスはオパールをもって亡命してしまいました。すべての地位・財産を捨ててでも人に譲れないほどの見事なオパールだったのでしょうか。結局、クレオパトラに溺れたアントニウスも人望を失い、戦に敗れて二人とも最後は自殺に追い込まれてしまいます。

宮沢賢治

続いて、宝石などとはイメージが結びつきにくいですが、「銀河鉄道の夜」などで有名な宮沢賢治は、「石っこ賢さん」と呼ばれるほどの鉱石好きで、石と会話ができたと言われています。鋭い感受性で石のパワーを感じ取ることができたのでしょうか。作品の中にも「瑠璃」(ラピスラズリ)「琥珀」(アンバー)「土耳古玉」(ターコイズ)など、たくさんの石が出てきます。

ナポレオン

フランス皇帝ナポレオンは印章をカーネリアンという石で作らせました。カーネリアンの石言葉は「勝利」「繁栄」「再生」です。ナポレオンの人生もまた、数々の戦いに勝利し、栄光をおさめ、一度は失脚したものの復活したところは、このパワーストーンのもつ意味どおりだったともいえます。