中途採用の応募歩留まり率に変化が・・・
2019.07.26 01:39
これはとあるお客様を訪問した際に聞いたお話なのですが。ここ最近、ネット媒体からの応募者の歩留まり状況が、ちょっとこれまでと違う状況になっていて困られているそうです。
これまでは、例えばネット媒体に掲載すると有効応募は約4割。
面接などをブッキングして、途中キャンセルや無断キャンセルなどもあるのもの、
有効応募数の半数ぐらいと実際に接触(面接)
内定した人の1/3ぐらいは辞退があるそうですが、それなりの数の求職者に会って、
選考でもしっかり選んだ感触があって、一定数が残るという流れでした。
ところがこの6月から7月にかけては、応募絶対数はこれまでよりも多めで、有効応募率も同等だったものの、面接へのブッキング段階で連絡が取れなくなる人が約半数。
更に面接直前や当日のキャンセル/無断キャンセルで目減りする人が半数以上いたとのこと。結局、有効応募の1/4ぐらいにしか接触できなかったとのことです。
もちろん同じ方が採用実務をされているので、方法は特に変えていません。
市場環境の変化や、求職者の意識の違いなどに常に目を向けて、途中の歩留まりを確実にキープして採用まで繋げる並走が、これまで以上に求められるようになってきていると感じます。
代理店としてできることは、
- 応募絶対数の確保(媒体による応募までのルートにもかなり変化があります)
- 採用フローの分析・見直し
- 応募者へのメールや電話の内容の見直し
- 競合状況の把握~差別化のための追加情報発信
- 転職口コミサイトのチェック~対策提案
などなど、これまで以上に多方向からのサポートをしていければと感じて、様々なノウハウを構築しなおしている今日