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エントリーシートを一枚も書かずに24歳で年収1000万円にになった話 その3『無職になっちゃったよ編』

2019.07.26 11:16

こんにちは。北山です。

怪しい情報商材みたいなコラムの第三回です。

前回の『怒涛社会人編』はコチラ


そんなこんなで主任になった僕。

主任になってもやることは変わらず、何となくで働いていました。

僕はお金にそこまで執着しないタイプだったので、「仕事してて面白い物件が良いなぁ」と思ってクソボロボロのマンションをやったり、地元の物件をやったりと、『変な場所で変な案件で数字を作ってる変な人』という立ち位置に落ち着きました。


部屋全体が湿気によるカビで朽ち果てて、崩壊寸前の部屋を1万円で買い取りしたり、

「取引をするマンションにヤクザの事務所が入ってる」という噂を聞いて見に行ったら、ヤクザが勝手につけた監視カメラと目が合い、事務所から出てきたチンピラに睨まれ「あ。死んだ」と思ったり、仕事としてはかなり楽しんでいました。

そんなこんなで、主任になって一年が過ぎようとしていた時、またもやラッキーな大口のお客さんと仲良くなり、成績が爆上がり。


二年目の終わりに係長に昇格しました。


野原係長と同じ役職です。

係長になると、課長がいない日は課長代理として課を回さないといけないので、「俺、上司っぽくなってて草」と思っていました。

新卒で入った時に同じ課だった先輩が課長になって、その先輩の下で係長としてサブをやれることを誇らしく思った事を覚えています。


ですが、相変わらず適当に生きてるせいか、会社のど真ん中で別の課長から

「今ここで俺に土下座しろよ!」

と鬼詰めされたりもしました。怖いですね。

ちなみに突然土下座しろ、と言われても咄嗟に出下座は出ない。という事を学びました。

そんなこんなの係長生活、かなり楽しかったです。

直属の後輩を主任にしてあげた時には、ちょっと感極まりそうでした(ソイツは主任になってしばらくして会社を辞めました。甲斐がねぇわ)

年収も順調に上がりこの時点で年収1000万がほぼ確定していました。



係長になって一年が経とうとしていたある冬の日、僕は家の玄関ドアを開けて空を見上げてこう思いました。

「あぁ、天気良いな…会社辞めるか」

と。

思い立ったが吉日。それ以外は全て凶日。とトリコさんも言っていたので、会社に着くや否や人事に退職届を貰い、困ってる人事を余所にその場で書いてその日に課長に提出しました。

人事も課長も「え????何で????どうした????」となっていましたが、僕は

「もう辞める気持ちになったんで辞めまーーーーす!なるはやで辞めさせてくれぇ~~~~~!」

と持ち前の半笑いでゴリ押ししたら、一週間後が最終出社になりました。

クソ早。


有休が20日くらいと、貯金が100万くらいと、支払われてない歩合が100万くらいあったので、まぁ死にはしないだろう。いっちょ辞めてみっか!という感じです。

特に仕事が嫌になったとか、会社が嫌いになったとかではなく「いっちょ辞めるか」という感覚でした。

その時の上司と馬が合わなかったり、案件をぶち壊したり等はありましたが、決定打にはならず、本当に『天気が良いから』という理由が辞めた理由です。


あとは、『今辞めると年収が下がって、今と同じ生活が出来なくなるから』という理由で辞めないのはダサいと思ったからです。

逆に今、めちゃくちゃ年収が下がっても転職が出来たなら、今後の転職も怖くないだろう。

お金を意思決定の指針にするのは危険だなぁ、とぼんやり思っていたのもあります。

そうして係長→無職

と一気に階段を駆け下りた無職が爆誕しました。


会社を辞めた後の僕は「とりあえず何もしたくない」と思い、一人で北海道に行ったり、友達と旅行をしたり、スカイダイビングをしたり、Tinderで出会った女の子とセックスしたり、デブ専風俗嬢に恋して「無職なのに風俗来んな」と言われたりと、悠々自適な生活を送っていました。

会社を辞めたのが11月の頭。年内いっぱいは本当に何もせずに毎日遊んでいました。

年も明けた今年の二月の上旬。「いい加減何もしないのも飽きたな。よし、創作活動をしよう!俺は人気者になるんだ!」と無職は大決意しました。

そこからは動画を撮ってみたり、他のラジオとコラボしてみたり、文章を書いてみてりと、いろんな事に挑戦して、最終的にそれで人気者になりてぇなぁ…

と思っていました。


ここで一つ問題が発生。

金が底をつきました。

厳密に言うと、働き始めないと確実に資金面で詰む事に気づいてしまいました。

就活をすることも面倒な僕は、以前僕宛に電話をかけてきた胡散臭いスカウトの番号をメモっていたので、すぐその会社に電話を掛けて適当な会社を選んでもらい、即面接即内定をもらいました。


職種は同じ不動産の売買。定時が6時ということでその会社を選びました。

年収は前職の三分の一くらいですね。

そして僕はその会社で働く気力を完全に無くして、毎日結果も出さずにサボり続けています。

基本毎日1~2時間。長い場合は6時間くらいサボっています。


映画見たり、Tinderで出会った女の子とセックスしたり、しています。

マジでやる気がゼロなので、本当に結果も出していません。

今この文章も仕事をサボりながら書いています。

カスです。

今の会社に転職してもうそろそろ4か月。

毎日サボっているので、逆に仕事というモノ。お金というモノ。生きるというコトに対して色々思う事がありました。

なので、次回が最終章。

『働き方とお金編&おまけ:1000万円稼ぐ営業スキル』