三代目❤夢小説 『NAOTO編115』
2019.07.27 01:15
直人はキッチンまでやって来て、スープを作るまりあを後ろからハグした。
「ふふ」
「ん?なに笑ったの」
「直ちゃん、"スープないの?"って、まるで隆臣くんみたい」
「あー、子供みたいだって思ったろ」
「ちょっとリンクしちゃった」
「今日も読み聞かせに行ってきたんだって?」
「え?よく知ってるね」
「たっくんからLINEがきてたよ」
「隆臣くんから?そんなはずは…」
「正確にはたっくんの伝えたいことを、隆二がLINEでよこしてくれた」
「隆臣くん、なんて?」
「”なおたん、まりあ独り占めしちゃらめよ”」
「ホントに?」
「ホントだよ!たっくんには悪いけど、独り占めしちゃう」
直人はまりあの白い首筋にキスをした。
「直ちゃん…火使ってるから、ダメよ」
「ふふ…おっ⁉️具だくさんで美味そうなスープだ!」
「できたよ、お皿…」
「ん、任せて。スープ皿だね」
棚から白い皿を二枚出し、直人が言った。
「まりあはいい奥さんになるね」
「直ちゃんも…理想の旦那さんだね」
「そうかな」
「あ、パセリも入れよ!」
まりあは透明のグラスに差してあったパセリを取り、まな板の上で刻み始めた。
直人がスープを盛り付けた。
「痛っ…」
「どした?まりあ」
「直ちゃん、指切っちゃった…」
「見せて」
まりあの指先にうっすら血が滲んでいる。
直人はその指を口に含んだ。
「ちゅっ…うん、大したことないね、良かった」
まりあはとろんとした表情になって、直人と向かい合った。
「なおちゃん……もっと構って」
つづく