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ノンバーバル(声のトーンナリティ)コミュニケーション

2019.07.27 08:23

レイ.L.バーウィステルは、「二者間の対話では、ことばによって伝えられるメッセージは全体の35%にすぎず、残りの65%は話しぶり・動作・ジェスチャー・相手との間の取り方など、ことば以外の手段によって伝えられる」と分析している。

コミュニケーションをとるとき、言葉の内容だけでなく、表情や声の調子などが大切であることを知る。

【ミラーゲームをする】

・二人一組になり、イエスさんとノーさん役に分かれる。

・イエスさんは、ある気持ちをこめてボディランゲージと声の調子を考えて、「イエス」と言う。(イエスさんは、「イエス」を言うときに声の大きさ・太さ・高さ・テンポ、表情、身振りなどを考えて、悲しい・驚いた・恐いなど喜怒哀楽の気持ちが伝わるように「イエス」と言う。)

・ノーさんはイエスさんの発した「イエス」にどんな気持ちが表現されているか考え、その気持ちや身振りや声の調子を鏡になって映し出すように「ノー」と言う。

・気持ち(喜怒哀楽)を変えて繰り返す。

・ノーさんが気持ちを伝える側、イエスさんが気持ちを反映する側になり同様に行う。

・感想を話す。

【どんな感情をこめて発した言葉か考える】 

・グループで言葉を発するリーダーを決める。

・提示された簡単な文をリーダーは喜怒哀楽の感情を込めて伝える。

(「おはようございます」「ありがとう」「ごめんなさい」など簡単な文を感情をこめてメンバーに伝える。リーダーに「うれしそうに(ごめんなさい)」「次はこわそうに(ごめんなさい)」と感情を指示してもよい。

・伝えたい感情が伝わるまで、しぐさ、声の大きさ・強さ・固さ・調子などを変えて試みる。

・できれば四種類の感情を伝える。

・コミュニケーションの中では、音声言語で表現した内容だけでなく、身振りや表情、声の調子が相手に伝わっていることに気づく。

・メンバーはどんな感情がこめられていたか言い合う。

 ・同じ文を感情を変えて伝え、同様に行う。

 ・役割を交代してグループの全員が行う。

【ジブリッシュ(滅茶苦茶言葉)遊びを楽しむ】 

・パ行言葉で喜び合う、泣き合う、怒り合うなど

・動作はしないで声の調子だけで意思や気持ちを表現する。