Debate Mate Summer School 2019
昨日、香里ヌヴェール学院で行われたディベートメイトのサマースクールに行ってきました!
本来は生徒向けのWSですが、今回生徒向けは全3日間、教員向けのものが1日単位で行われるとこのとこで、3月に参加した先生方からとても良かったと聞いていたのでよろこんでころこんで行って参りました。ええ、5時おきで犬の散歩も済ませて気合い入れて行きましたよ!
ただ、そんな気はしていたけど生徒がちょっと迷ったらしく、いきなり汗だくのスタートでしたが!
このDebate Mate, 日本ではWaku pro という財団法人が招聘しています。このWaku Proについてはディベートに携わるようになってから何度も名前を聞いていて、なんでも大変奇特な方がおられて、財産の一部を提供して作った財団で、次世代を担う人材の育成のためにいろんなことをやっているようなんですが、その一つがPWDCという国際ディベート大会です。なんでも、選抜されれば交通費も滞在費もすべて無料のご招待だそうで、今回のWSでもそのパンフレットが配布されていました。
また、今回の申し込みの際にメールをくださったり、当日も会場にいてお世話してくださったスタッフの方は、まったくのボランティアだそうで、なんというか、みなさんのアイに支えられている、的財団法人とその活動、といったところであるようです。
なんとなく、Young Americansに相通じるものがある気がするなぁ?と思っていて、今回参加してみて、あーー、やっぱりその系だな!なんて思ったりしました(笑
初日はインプロの手法を取り入れながら、いろんな場面で自分の言いたいことを相手にとって魅力的に思えるように伝えるアクティビティや、PEELを使ったアーギュメントづくりを行っていました。
大人向けのクラスではディベートの実践があるのかな?と期待していたのですが、子供たちに向けてどのようにディベートのスキルを教えていくかのレクチャーとその実践というかたちのWSで、WSの中でアクティビティを子どもたちに説明したり、ときにはファシリテーター的な役割を担ったりと、なかなかにおもしろい体験ができました。ここで得たものは関西ディベート練習会にも活かしたいと思っています!
ワークショップ初日の様子はこちらの動画から。
また、二日目の様子はこちらからご覧いただけます。
単身で参加したうちの生徒も特に二日目、めっちゃ笑顔でたくさん写っていてびっくり(笑
感想を聞くと、めっちゃたのしかった!という嬉しいレスが返ってきました。私も生徒も3日目に参加できなくて非常に残念なのですが、最終日であるこの3日目には大会が行われるとのこと、きっとこのWSで得たスキルを駆使して白熱のラウンドが繰り広げられるでしょうね!
ディベートと聞くとややもすると身構えてしまうかもしれません。言い合いするんやろ?喧嘩やろ?そんなん苦手やわ、それも英語で?ハードル高いわ、なんて思ったりもするかもしれません。でも動画の生徒たちを見てください、いい顔してるでしょ!
いや実際ディベートってあったかいですよ。相手の話をよーーーく聞いて、お互いの時間と意見を尊重しあって、エンゲージしていく。議論がかみあったときほど本当に楽しいですし、新しい知見を得ることができます。
一人でも多くの子どもたちに、こんな体験をもってもらいたいなと感じた一日でした。メンバーはもう日本に半年いるけど来週帰ると行っていたので、今年はもうなさそうな気がしますが、今後この活動が全国に広まっていくことを期待しています!