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舌のはなし

2019.07.27 17:07

ついに京都にも夏が来た。それはもう突然来た、というかんじで身体がこの京都の本気の夏に全然ついていっていない。 イキって冷たいものを続けて飲んだらやはり胃が疲れて速攻夏バテのような症状になった。冷たいものは思っている以上に身体に負担をかけるのだなあと再確認出来たので良しとしておこう……

先週、東京に出張セッションに行って、久しぶりに満員に近い人数の乗った電車に乗ることがあった(そういう点では京都は本当にありがたい。終電でも全然混まない)。そこでなんとなく、大勢のお洒落な若者を眺めていたときに思ったことは「あの子口が開いているな」とか「正面から見たら素敵なのに俯くと顎が二重だ」とかだった。 

近年、ふわふわ食感、と銘打たれたものや、噛む必要がない! 口の中で溶けますよこのお肉〜! みたいなものが良しとされている傾向があるように思うんだけども、そして確かにそういったものはとても美味しいんだけども、顎の筋肉が未発達というか、締まりがないというか、とにかく若者の顎のラインがめちゃくちゃ気になる。イベントに行っても気になる。

口呼吸っぽい人も、たくさん見かける。 でもストレスで歯を食い縛る癖がある人が多いのも確かで、それによって頭痛持ちという人も少なくない。将来そういう人たちは何もしなかった場合どうなるんだろう? と、そんなことをつらつらと考えながら電車を降りた。

渋谷駅は相変わらず魔宮のようなところで、乗り換え案内に従って歩き、一旦駅の外に放り出されたときのあの不安感といったら東京独特の恐怖である。

魔宮のことはさておき、ここ二週間ほど気にかけていることがあって、それは『舌路』。

忘れてしまったけど、この舌路についての情報をたまたま目にして、そういえばアスリートの人とかも舌の置き場所を気にしているという記事を昔に読んだな、と芋づる式に思い出し、『正しい舌の位置』について調べた。 

舌の先を上前歯の裏側につけ、そのまま上顎をつたったところにある窪み。ここに舌先からの3分の1ほどが当たっている状態が正しい位置(画像はググってくれすまない)。かつ、上の歯と下の歯に隙間があること。ポイントは、舌先で上顎を押し上げるような意識を持つこと。すると自ずと歯に隙間が出来る。

ほぉ〜ん…と思って舌の位置や歯の噛み合わせを意識するようになると、まず変わったのは睡眠。蒸し暑い時期にも関わらず、入眠が楽になった。

気付いたら寝てた、くらいの自然さを体感したのは久しぶりのことだったので嬉しく思いつつも『でも偶然なんじゃないのぉ?』と思って続けること二週間… やっぱり入眠が楽だった。そして睡眠の質が向上した感じもある。 

気になったので追加で調べてみると(いっぺんに調べぇ!)、やはり睡眠の質にも大いに関係があるとのことで、舌マジで侮れないじゃん、となった。 

その上、この舌路をきちんとしておくと、

・鼻呼吸がスムーズになる。

・舌は首の筋肉と関連が深いため、首肩のコリの改善にもとても役立つ。

・鼻炎持ちの人は気管が広く確保出来るので、これだけで結構楽になる。

・舌を正しい位置にセットすることで体幹もブレなくなるため、サーフィンなどにもかなり役立つ。わたしはしないが。体幹がブレないということは、サーフィンをしなくとも、歩行にも役立つ。

 ついでに滑舌もよくなって、滑舌がよくなると人と話すことも楽しくなり、ひいては精神的にも明るく楽しくなっていくんだそうな。老人ホームでも最近『舌の運動』なるものが流行しているというか、取り入れられることが多くなったそうで、これは確かに大事だなあと思った次第。

これは先にもいった『顎のたるみ』にももちろん良い。筋肉がきちんと鍛えられていれば、たるみは減る。きちんと舌を動かせるようになれば、気を抜いたときの二重顎ともおさらば出来る。

オタク的目線でいうと、最近は作業に液タブやiPadを取り入れている方も増えていると思うが、使うときの姿勢を考えると、板タブが主流だったときに比べてうつむき、顎を引いた状態でいることが多いので(アナログのときもそうだったけど)、構造上、意識をしていないとどうしても歯を噛み合わせた状態でいる時間が多い。人によっては真剣になるあまり、無意識に奥歯を噛み締めている。

顎関節に常に力が入っている → 周辺の血行が悪くなる → 頭痛や肩こりに繋がる → 痛いのでまた歯を食い縛ってしまう

というループの出来上がり。 これはいけない。ただでさえ気圧の変化などに弱いオタクにこれはダメだ。肩こりや頭痛の元である。

そういうわけで、舌の位置を気にする、という小さなことから自分を労ってもらえればなあと思う。

何も用意しなくても、簡単に取り入れられることで身体が変わっていくのはとても気が楽で、楽しい。 ひとつの筋肉の塊がこんなにも身体全てに作用するとは、やはり人体は面白い。


▽『オタクよ、健康であれ!』 

ソレンセン式フェイシャルリフレクソロジーを主軸に、コスモアイ、ニューロフットリフレクソロジー、ディエン・チャン、エメットテクニック他を組み合わせ、その方に必要なことを必要なだけ 

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