ポータブルクーラークレクール5の使い勝手を検証①
今回は非常に長い記事になっております。動画にすればよかったかも汗
注 クレクールは故障が多発したため、現在ウィンドエアコンに換装しています。
ですので、この記事は参考としてみてください。
近畿地方では梅雨明けとなり、夏らしい暑さが続いていますね。
夏といえば夏休みで、子供たちと出かけるのにうってつけの時期なのですが、キャンピングカーでのお出かけでは特に夏の暑さが天敵になります。
エアコンがなければ車内は蒸し風呂のような暑さになり、とても車内にいることができません。
レジストロアウルには車両側クーラーの他に、オプションでクレクールⅤというポータブルエアコンを選ぶことができ、居住スペースを冷やすことができるようになっています。
しかし、このクレクールⅤ能力だけ見ると
我が家で使用しているダイキンの6畳用エアコンと比べると消費電力はほぼ同じですが、冷房能力は
クレクールが1250w ダイキンエアコンが2200w とダイキンエアコンの方が能力が高いことがわかります。
このクレクールⅤがどれほど車内を冷やすことができるのか実験をしてみました。
実験の条件はクレクールⅤ本体の設定は22℃ 風力最大で運転。
車両はガイナセラミック塗装を施してあり、断熱性が高められている状態。
また、クーラー作動時はカーテンを全て閉めた状態で行なっていて、窓は全てガラス窓の車両で行いました。
テストを行ったのは7月28日朝11時から
この日は高温注意報も発令されて外に置いていた温度計は37℃を示していました。
テスト開始前、車内バンクベッド上の温度計は35.8℃を示していました。
実験前は車両最後部キッチンの上は35.1℃でした。
クレクールⅤ起動直後は車内温度34℃表示となっています。本体の温度表示は大体正確なようです。
15分後の本体の表示は29℃になっています。この時点で結構涼しくなってきています。
15分後のバンクベッド上、涼しいのですが、バンクベッド奥の窓付近はまだまだ暑いです。
15分後車両最後部のキッチン上、クレクールⅤ本体の前は涼しいのですが、風の行き渡らない場所の温度は少し下がりにくいように感じます。
テスト開始から30分後表示は25℃になりました。
同じく30分後のバンクベッド上 順調に下がってきています。
30分後の最後尾キッチン上です。
その後、1時間運転してもバンクベッドとキッチンの温度がほとんど変わらなくなったので、サーキュレーターを全開首振り運転で回し、車内の空気を攪拌しました。
その結果、キッチンの温度は26.6℃に
バンクベッド上は26.9℃になりました。やはり、車内をまんべんなく冷やすにはサーキュレーター等の空気を攪拌するものを使用しないとダメなようです。
ただ、車内を冷やす能力は十分ありますので、バッテリーの問題がクリアできるならある程度使える冷房だと言えると思います。
今回22℃設定で全開運転をしましたが、この温度では寒いくらいなので、もっと炎天下になった時にどうなるのか、これからもテストを続けていきたいと思います。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。