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カタカムナ~①中心図象

2020.07.23 10:17

カタカムナは、今から約13000年前の上古代の日本で高度に発達したといわれます。

言霊・数霊を元にした宇宙物理学のことです。

カタカムナの宇宙観の特徴は、三次元物理世界の背後にあって、この世界を生み出す元になっている「潜象界」(多次元世界)があるという発想です。

カタカムナでは潜象界のことを「カムの世界」、そして三次元物理世界(現象界)のことを「カタの世界」と言い、全ての命や物質は「カムの世界」から生まれて、質的に転換(ナ)した結果、命や物質が存在する「カタの世界」ができていくと示しています。その事を「カタ・カム・ナ」と言います。

カタカムナへの関心は 吉野信子さんとの出会いで深まりました。

これからシリーズで取り上げるカタカムナに関するブログは彼女からの教授を自分なりに受け止めた内容となります。

吉野信子さんは「(前略)カタカムナ文献とは、カタカムナ ウタヒ80首からなり、基本的には5音・7音の区切りで詠われているコトから、日本の和歌や俳句の源流であると言えるかもしれない。

又、古事記の「上つ巻」に登場する御神名が、天石屋戸の物語のところまで、その順番でほとんど登場するので、古事記編纂で、稗田阿礼が誦習(ショウシュウ)した際に参考にしたという帝紀、旧辞の一つである可能性もある。

カタカムナ ウタヒの内容は、「カタカムナ」という生命の根源が、すべての生命、物質の核であり、そこからトキトコロが発信放射され、生命活動が維持されている・・・そしてこれは、宇宙の全ての物質、生命体の中に相似なる象(カタチ)として存在するという、その摂理が、潜象物理として描かれているのである。」と記しています。http://katakamuna.xyz/about.html

カタカムナウタヒ、80首の中心に描かれているれている中心図象は三種類あります。

これは三種の神器と同じです。

ウィキペディアには 「三種の神器は、日本神話において、天孫降臨の時に、瓊瓊杵尊が天照大神から授けられたという鏡・玉・剣のこと。また、神話に登場した神器と同一とされる、あるいはそれになぞらえられる、日本の歴代天皇が継承してきた三種の宝物のこと。三種の宝物とは、八咫鏡・八尺瓊勾玉・草薙剣を指す。」と記されています。

●ヤタノカカミ

80首のウタヒ中71首の渦巻きの中心にこの図が描かれています。


トーラスのことを解き明かしたウタヒです。

大円と小円および十字の図象「八鏡」(ヤタノカカミ)です。

48個の「カタカムナ図象文字」はこの文字の大円、小円、十字を分割削除して創られています。

●フトマニ (草薙の剣)

剣(つるぎ)の断面を表わします。

創造のみ柱を上から見たときの核の部分です。

80個の渦巻き図象中では7個の中心にこの図が使われています。

核のことを解き明かした ウタヒです。

また、この文字の分割削除からは数字図象が作られています。

●ミクマリ(勾玉)

方向を示す十字と小円(鏡)がないので、「あらゆる要素が和して、あらゆるものが発生する」ことを意味します。

ミクマリの意は「水」。

人の発する思念の波動は水に転写し、現象化を起こすといわれています。

「水からの贈り物」には思念が生み出した 水の結晶写真が紹介されています。

カタカナの「ワ」に相当します。

80個の渦巻き図象では、2個の中心にこの図があります。

一二三九九算表での陰陽ボールです。