Masae à Nantes ~まさえのフランス🇫🇷ナント便り~

ふと昔の男を思い出し…。

2019.07.28 21:54

本来、口があまりよろしくない私なのですが、フランスに住むようになり、ちょっとは、慎むようになりました。←やっと



反面教師とはよく言ったもので、フランス人の口や態度の悪さに辟易し、こうなってはダメだと思ったからです。


でも、本来の毒をかき消すことは出来ないので、たまに出ます。



温厚なフランス人のパートナーでさえ、日常からブラックな事を言ってるので、フランス的にはオッケーです。



フランス人、皮肉が大好きです。



で、いつから悪くなっていったのか?とふと考えると…。



やっぱり、付き合った過去の男によって影響を受けなくもない。



思えば20代の頃、長〜く付き合っていたTが発端。



まだまだ初々しかった時なので、影響大です。


池波正太郎さんの小説にハマったのも、このTの影響でした。



ある時の会話、


私 「もし海で遭難したら、私は、自分より先にTに浮き輪をあげて助けるよ」


T 「 まさえちゃん、それは、うん、人間の価値判断からしたら、実に正しい選択だよ」


私 目が点。(°▽°) ← 思いもしなかった返答。


私 「そうくる?」


続けてTが言うことには、


「だって、世の中にとって、どっちか役に立ってるかを考えたら、僕の方が役に立つでしょ」



うーむ確かに。。。



反論することもなく、あっさり認めてしまいました。


Tは地頭がよく、とても器用な東(あずま)男だったのです。


肥後の女は、このあずま男に弱い。←個人的見解ですが、根が田舎者だから?


田舎者と言えば、こんな会話からも…。


Tの家族と、Tの妹の旦那さんの話になり、


私「へぇ〜、ケンちゃん、〇應出て、〇〇の丸の内勤めならエリートじゃん」← 20年前の話


Tは大層驚いた様子で、


「どうして、そうゆう発想になるかなぁ?もう、ほんと、田舎モンの発想には驚かせるよ〜」


家族一同笑


私 「〇應出て、〇〇〇〇の本社勤務なら、そうゆうイメージじゃん」

食い下がる私


T 「けんじ、コイツ、何にも出来ないよ。」← Tと妹の旦那さんは、年が同じなのです。



このTのせいだと分析。


 

ちなみに、フランス人、言い訳のスペシャリスト。


私もすっかり、人のせいにするようになりました。← フランス化


そう、Tが悪い。



8年という長過ぎた春、残念ながら結婚までゆかず別れてしまいました。



でも、いつかどこかで会えば、「元気?」とさらりと声を掛けれる仲です。


そして、Tの携帯番号、下4桁が1111というレアな番号なので、連絡先に入れてなくても未だに頭の中にインプットされています。


まあ、掛けませんけど。








うちの主夫お手製のトマト、アンチョビ、オリーブパイピザ

生地からトマトソースに至るまで、全て手作りです。