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「宇田川源流」 <現代陰謀説> 世界最大の中国・三峡ダムに決壊の噂に秘められた陰謀と中国経済不安説

2019.08.01 22:00

「宇田川源流」 <現代陰謀説> 世界最大の中国・三峡ダムに決壊の噂に秘められた陰謀と中国経済不安説

 陰謀の中で最も派手といっては良くないが、まあ、一般の人がスパイの活動として評価するものが「破壊」と「暗殺」であろう。本来はスパイや忍者の活動というのは、相手に気づかれないように情報をとってくることであり、またその情報を使って操作をすることなのであるが、しかし、それらは本当にスパイの人々が行ったのか、あるいは、自然発生的に行われたのか全く分からないということになってしまう。そのために、一般の人、つまりどんな情報を持ってきたかわからない一般の人にとっては、ニュースになるような「人の死」や「物のは買い」が最も大きな陰謀の的ということになるのである。

まあ、そのように評価される中には、007などの映画の影響もあるのかもしれない。しかし、そもそも、政府がまたは軍隊がどのような情報を持っているかがわかっていない状態であり、また、その情報がどこにあるかもわからない状態において、その存在すら知らない情報を盗む盗まないということを評価しても意味がない。つまり、「初めからあったかなかったかわからないものを盗んだということが最も大きな功績になる世界」が情報の世界であって、その情報の世界においての評価と、見える世界でしか物事を判断しない一般人の世界、特に、憶測で物事を勝手に語っているネットの中の世界では、比較すること自体がおかしいといわれるほどの問題にしかならないのである。

まあ、そのように言っても「破壊」や「暗殺」ということが重要になる場面も少なくない。最も有名なケネディの暗殺に関して、いまだに真犯人がわからないなどの話は、ネットの中の好奇心を最も大きく揺さぶるものではないか。

陰謀というものは、そのように「わざと代表的な人を殺すことによって、人の目をその方面に縛り付け、その間に様々な真に必要な内容を行う」ということを行う場合がある。その中の中国バージョンの一つが「習近平の暗殺」であり、そしてもう一つが「三峡ダムの破壊」ではないか。いずれも中華人民共和国の少なくとも習近平政権を終わらせるには十分なインパクトのある内容ではないか。

世界最大の中国・三峡ダムに決壊の噂、当局打ち消しに必死

 世界で最大のダムとされる中国の三峡ダムが2009年の竣工後、10年を経て、ダムの基礎部分の変形が目立っているという。そのため、「決壊するのではないか」と心配する声が5000件以上も寄せられるなど、大きな関心を集めている。これに対して、三峡ダムの運営企業で中国政府管理下の長江三峡集団公司は7月上旬、声明を発表。ダムの基礎部分は「数ミリ程度移動することがある」としたうえで、「垂直と水平の移動は、重力ダム(重力式コンクリートダム)の変形の法則に合致している」と安全性を強調している。

 しかし、ダムがある湖北省宜昌市の観光会社は、ダム周辺の観光地の営業を一時停止すると発表したことで疑惑が拡散。また、地元の政府傘下の観光会社も今年4月から観光客に対して身分証明書による認証を行っており、決壊の噂を広めようとする“不審者”の立ち入りを警戒するなど、決壊情報の打ち消しに懸命だ。

 三峡ダムは、中国政府が「百年の大計」として鳴り物入りで建設した世界最大のダム。1993年に着工、16年の歳月と総工費2000億元(現在の為替で約3.1兆円)をかけて2009年に完成した。

 しかし、2003年、湛水開始前に中国国務院の技術者らがダムを検収調査した際、ダムの表面に80カ所以上のひび割れを見つけた。2008年の調査でも地盤の変形などが合計5286カ所見つかったほか、ダムの構造物や防水壁にも約1万カ所の亀裂が発見された。こうした事態を受けて建設関係者は突貫工事で修理を急ぎ、予定通り、2009年に竣工したとされる。

 その10年後の今年7月初旬、中国のダムの専門家がグーグルアースで2009年に撮影したダムの基礎部分の写真と、2018年撮影の写真を比較した。すると、2009年の写真ではダムの基礎部分はまっすぐな直線になっているが、2018年のそれでは数カ所が湾曲していると発表したことで、「ダム決壊の危機」との声が高まったのだ。

 中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は5日、匿名希望の専門家の話として、グーグルアースの衛星写真に「技術的な問題」が存在するとの指摘を掲載した。同紙は、人工衛星などを製造している中国航天科技集団が公表した衛星写真を根拠に、ダムに「問題はない」と結論づけていた。だが、別の中国メディアは「三峡ダム上流の建設プロジェクトが堰き止め工事に入ったため、ダム周辺への観光客の立ち入りを1週間程度禁止する」と報じており、ダムの緊急補修工事が行われているとの噂も出ている。

2019年07月21日 07時00分 NEWSポストセブン

https://news.nifty.com/article/world/worldall/12180-346484/

 さて、三峡ダムの話は衛星写真が発端であった。実際に水圧に押されて、ダムそのものがゆがんでいる写真は、これ以上の圧がかかれば決壊してしまうのではないかというような感覚が少なくないし、一方で、実際にここで止まっているのであるから、もともと三峡ダムのダム湖の水の量が決まっているのであるから、それ以上の圧がかかるはずがないのでこれで大丈夫であるという考え方と二つの考え方がある。

しかし、そのような科学技術的なことや建築工学的なことをここで語るつもりは全くない。それよりも「このことが語られる意味」をしっかりと見てみよう。

三峡ダムの位置的な問題から考えれば、この世界最大のダムが決壊して最も被害が大きいのは、武漢・南京・上海などが何らかの被害があるということになる。つまり把長江流域の工業地帯が壊滅的な打撃を受けることになり、その経済的な損失は計り知れない。その状況におけるダムの「決壊のうわさ」であることから、単純に、「大丈夫とアナウンスする中国共産党政府の長江流域における信用度」がわかるということになる。つまり、そこで、対策をとったり、あるいは流域から避難を始めるような動きがあれば共産党政府の信用度が少ないということになる。

同時に、そのことによって、「何がどのように移動したか」ということが非常に興味が出てくる。つまり、上記にも少し書いたが、中国共産党が重慶・武漢・南京・上海にどのような重要な「秘密」を持っているのかということが一つ重要であり、その秘密をどこに移動したのかということが見えてくることになる。噂があるということだけではなく、共産党のアナウンスが信用できないということと、それに伴って共産党や人民解放軍が資産や機密を移動するということがかなり大きな話になってくるのではないかという気がするのである。そしてその大きな話が出てくることによって、その秘密を「次に安全な場所」に移動することが、「共産党が安全と思っているところ」そして「使いやすい場所」が何なのか、それによって、どのような機密が存在するかということが想定できるということになる。例えばミサイルを移動するとなれば、そのミサイルがどこに移動されたか、そしてそのミサイルが何を狙っているか、そして移動したことによって射程距離の問題は解決するかなどが見えてくることになる。

最後に、「三峡ダムを狙っているテロリスト」つまり「ウイグルなどの反政府組織」がどのように動くのかということである。この「決壊のうわさが共産党のおとり」である場合、この決壊の噂で動く人々をすべて一網打尽にできることになるが、一方で、もしも本当の話であるならば、今までよりも少ない労力で、ダムの決壊という大きな結果を残すことができ、そして、そのことによって、習近平の指揮する中国共産党を滅ぼし、民族の独立ができることににあるのであるから、そこを狙わないはずがない。つまり、これらの集団が、三峡ダムをどのように認識しどのように動くのかということが最も大きな問題になるのである。

このように考えた場合、その三峡ダムをの噂をどのように解釈しどのように使うのか。そこに虚々実々の様々な動きが出てくるのではないか。まさにそのような陰謀の駆け引きがしっかりと行われ、また、そのダムを陽動に使った習近平主席の暗殺なども今後出てくるのではないか。まさにその話こそ、陰謀の観点からは最も興味深い内容なのである。