国民民主は補完勢力まっしぐら・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■参院で維新に統一会派打診
国民民主は補完勢力まっしぐら
公開日:2019/07/29
国民民主党の参院幹部が、
日本維新の会の片山虎之助参院議員団
会長と接触。
統一会派構想を打診したと27日の
日経新聞が報じ、波紋を広げている。
参院で維新と手を組めば、
立憲民主党(会派には社民党含む)に
代わり野党第1会派となり、
統一会派が国会運営を巡って自民党と
直接交渉することになる。
与野党間の交渉は
「ハードネゴシエーション」どころか
「ナアナア」になる可能性が高い。
自民にとってはいいことずくめで、
「国民民主の参院幹部は安倍自民と
握ったに違いない」(永田町関係者)
との見方がもっぱらだ。
■“官邸支援”で頭が上がらない
対峙すべき自民と握ったのは、
21日投開票された参院選・静岡
選挙区で、国民民主の榛葉賀津也
参院幹事長の陣営が、菅官房長官
の“テコ入れ”で立憲候補に勝利
したことが原因とみられている。
榛葉陣営への「官邸介入」につい
ては、地元紙も1面トップで報じ
ていた。
「榛葉さんは参院国民民主で国対
委員長、幹事長を歴任した“ドン”。
そんな幹部が『自民の支援で勝たせ
てもらった』とは一大事です。しか
も、立憲の候補とは14万票もの
大差がついた。選挙序盤は僅差で並ん
でいたのに、後半になって ドーンと
伸びた。出口調査では自民支持層の
約2割の票をもらっていた。榛葉さん
はある意味“見事な勝利”を 飾らせて
もらったわけです。もはや、 参院
国民民主は官邸と与党に頭が上がり
ません。将来的に補完勢力になるの
は間違いないでしょう。党内はバラ
バラですよ」 (国民民主党関係者)
静岡県外の自民党関係者も選挙中、
日刊ゲンダイに
「“チーム菅”で榛葉陣営の支援に入って
いる」と言っていた。
菅氏としては、今ごろ
「大差で勝た せてやったんだから協力
しろ」と思っていてもおかしくない。
そんな安倍自民と“手打ち”とは、あまり
にも情けない。
「玉木雄一郎代表は、直後に火消し
したものの『改憲議論すべき』と
ネット番組で発言。維新との統一会派
構想にしてみても国民民主は基本方針
が根底から崩れかねない状況で、支援
者が困惑しています。結局、与党でも
野党でもない『ゆ党』になり、最終的
に与党に加わろうとしているのでは
ないか。参院選の総括もロクにしない
わけですから、今後、党内で“玉木降ろ
し”や内ゲバが始まってもおかしくあり
ません」
(政治ジャーナリストの角谷浩一氏)
国民からも見放され、党は雲散霧消
必至だ。
【転載終了】
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何をやっているのでしょうね。
結局、安倍政権を延命させるのは
野党のだらしなさですよね。