Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

「低ミュー路」って何するところ?

2010.12.06 01:26

真っ青な秋空に新雪を頂いた富士山がくっきり。

素晴らしい天気に恵まれた11月28日(日)は、年に1度のトヨタの

お祭り「トヨタモータースポーツフェスティバル 2010」で賑わいました。


富士スピードウェイ内各所で様々な催しが行われたこの日、

モビリタでは、恒例の「トヨタドライバーコミュニケーション無料

体験会」を開催。朝から多くのお客様がいらっしゃいました。

モータースポーツを楽しむと共に、安全運転講習も体験。

ようこそモビリタへお越し下さいました。

今回は、低ミュー路エリアで、インストラクターが運転する講習

専用車に乗っていただく「同乗体験会」をやりました。

その、低ミュー路エリアとは・・・

モビリタが誇る2種類の特殊路面と、それを見下ろす管制塔がある

ところです。

ここでは、一年中、アイスバーンや雪道と同じ状態の 路面で、

いろいろな体験とトレー ニングが出来る、とても魅力的な

場所なのです。

因みに「ミュー(μ)」とは摩擦係数の ことで、

この値が低いほど滑りやすい状態になります。

白いタイルを敷き詰めた「直線低ミュー路(μ=0.1)」は、

アイス バーンと同じくらい、とても滑りやすい道路です。

ここで緊急ブレーキの練習をするんです。

スゴイでしょ!

単なる練習ではありません。

危険を回避するための優れた安全装備 ABS(アンチロック

ブレーキシステム=タイヤのロック状態を防止) の効果を確認し、

その正しい使い方を習得する絶好の場所なのです。

もう1つは、コース内を蛇行するように配された「ワインディング

低ミュー路(μ=0.4)」。

雪道と同じくらい滑りやすい特殊なアス ファルト路面です。

一周500mのこのコースを走行すると、 正常な 走行状態から

序々に スリップしていって、最後はスピンして しまう までの

プロセスを、 視覚、聴覚、さらには体に伝わる振動で

感じとる ことが出来ます。

その中で、もう1つの安全装備VSC(ビークルスタビリティコント

ロール=車両安定性制御)の効果も確認します。

車が危険を感知して、制動力ばかりか出力まで制御する

インストラクターの運転ではありますが、参加されたお客様には、

「低ミュー路」の目的をご理解いただくことが出来たと思います。

こんなことをするために造った設備なんです。

運転免許とり立てという学生のお客様は、「こんな体験初めてです。

自分で運転してみたいですね。」

そうです! 次は、皆様ご自身の運転で、いろいろな体験とトレー

ニングをしに来て下さい。きっと新たな発見があります。

そして、 それはドライバーにとって貴重な財産になるはずです。

また、モビリタで会いましょう。