トヨタ セーフティスクール in モビリタを実施
2007年5月15日(火)。モビリタで幼児向け交通安全教室「トヨタ セーフティスクール in モビリタ」を実施しました。
「トヨタ セーフティスクール」は、トヨタが地域社会貢献活動として実施している幼児向け交通安全プログラム。1975年から、トヨタ自動車本社がある豊田市周辺の幼稚園・保育園を対象に行われ、これまで累計20万人以上の参加がありました。
モビリタでも昨年から、小山町の幼稚園・保育園の子どもたちをモビリタに招待して「トヨタ セーフティスクール」を行っています。
大型バス2台でやって来た子どもたちと保護者の皆さんは、午前中、モビリタのレクチャールームで、交通ルールのお勉強。ランチは、外でお弁当のはずでしたが、突然の大雨。いつの間にか、空が真っ黒な雲で覆われて、雷がゴロゴロ。ヒョウも降って、一時は中止も検討されるほどの荒れ模様でした。
それでも、1階でお弁当を広げている間に、天候はみるみる回復。
さっきまでの黒い雲がウソのようになくなって、青空に太陽が輝きはじめました。
子どもたちが紙芝居で横断のルールを学ぶ間、保護者の皆さんは、チャイルドシートの取り付け講習や、
神野チーフインストラクターと運転席からの視界を確認。皆さん、死角の多さに驚いていました。
午後、すっかり晴れ上がった屋外で、トヨタの交通安全キャラクター「クック」といっしょに
○横断歩道の渡りかた
○信号の意味と信号機のある横断歩道の渡りかた
○飛び出しの危険
などをお勉強しました。
幼児の行動は心の衝動に支配されていて、ひとつのことに注意が向くと、まわりのものが目に入らなくなる傾向があります。
道路を横断する際も、4歳以下の場合は、約7割が全く交通状況を確認しないで道路を横断します。
また、幼児の交通事故には
○自宅から100m以内の事故が約5割、500m以内の事故が7割以上。v○午後2時から6時の間に事故が多い。
○土日の事故が多い。
などの特徴があります。私たちの交通社会で、子どもたちは、まだ正確な判断をして行動することができません。
保護者の皆さんもドライバーの皆さんも、子どもを守るよう注意を払いましょう。
子どもたちは、交通社会に仲間入りした初心者。とても素直で、いつも大人の背中をみています。
もしかすると、何も知らない子どもたちは、私たち大人の行動や交通マナーを、お手本にしているのかも知れません。
みんなで、交通ルールを良く守って、子どもたちに安全のお手本を見せてあげましょう。よろしくお願いします。