ムササビプロジェクト パート3~「ムササビの棲む森整備」~
ムササビにスポットを当てた3回シリーズのイベント、
「ムササビプロジェクト」 を企画し、12月7日にいよいよ第3回目
「ムササビの棲む森整備」を開催しました
1回目の様子はこちら
2回目の様子はこちら
まず、今までのプロジェクトの経過説明をして、巣箱の巣穴をどうして小さくしているか?
などの特徴や温度センサーを付ける時の注意点、巣箱をかける時の工夫などを
お話しした後に、パート1で決めた巣箱をかける場所に出発~
パート1で提案した、『環境教育のための、人が見やすい巣箱』と
『100%ムササビのことを考えた巣箱』のテーマ別の2カ所に巣箱をかけます
巣箱をかける木を確認して、ムササビの滑空できる空間づくりのために
どの木をどのように切ったらよいかも考えながら作業をしました
切った木は斜面に帯状に置くことによって、落ち葉や土砂の流出防止にもなります
またネズミなどの生きものの棲み家として利用できるようにしました
周辺に滑空できる空間ができたら、巣箱かけの作業を行いました
安全も考え、当日はスタッフが巣箱かけをしようと思っていたのですが、
参加者の方からかけてみたいとの声があり、安全ベルトを付けてかけてもらうことにしました
巣箱の取り付けは意外に簡単でしたとの声をいただきました
無事にかけ終わった後に、整備した森とかけた巣箱をバックに記念写真を撮りました
皆さん良い顔をしていました
ハウスに戻ってきてお待ちかねの軽食森の石窯で焼いたピザをいただきました
「納豆とチーズのピザは合うね」 「美味しかった~」などとても好評でした
お腹が膨れたら、観察会の前のひとときを薪ストーブのあるお部屋で
モニターのムササビを見ながらまったりしたあと、ムササビクイズをして外に出ました
皆さん防寒着を着込んで目的の巣箱の前で待ちますo(*^^*)o
今回はムササビが出巣した後に追跡までしようと、急きょ各所にスタッフを配置しました
いよいよムササビのお出ましタイム~巣箱から出た後は、そのまま木を登って行き、
滑空して近くの木の枝に止まりました
配置していたスタッフが戻ってきたときに、2回目の滑空が見られました
全員が揃ってしばらくすると3回目の大滑空をして奥の森へ消えていきました
30~40mは滑空したでしょうか?真上を通っていったので真っ白いお腹と皮膜が
まさに『飛ぶ座布団』のようでした
来年度も「ムササビ」をテーマにイベントを企画したいと思っていますので、トヨタの森のブログを必ずチェックしていてくださいね