イベント報告: つくって楽しむ森の四季 「コケ玉づくり」
東海地方も梅雨に入った6月4日、今回の森のイベントは 「コケ玉づくり」です
ちびっこから大学生や大人まで、幅広い世代の方々と一緒にコケ玉づくりを
楽しみました
昨年は森の小さな木々をコケ玉に仕立てましたが、
今年は水辺の草花を中心につくってみました
いつもは採集できないトヨタの森ですが、今日は特別です
まずは、森の棚田にある水草を見に行き、涼しげに風にそよいでいる草にホッと一息
自分の器に合う大きさのものを、少しだけ森から分けてもらうことにしました
でも、いっぱいあってどれにしましょう・・・と迷ってしまいます
「こんなに熱心に草をみたことはないわ」 の声もあちこちから・・・
さぁ~いよいよ、コケ玉をつくります
草の根っこを傷めないように土で丁寧に包み、周りに苔を貼り付け、
釣り糸でやさしく丸い形に整えます
ポロポロと落ちるコケに苦戦しながらの作業となりました
はい できあがりました。 皆さんの作品を並べて鑑賞会の始まりです
参加者の方からこんな声が・・・
「同じ様に教えてもらったのに、出来上がりに個性が出ていて面白い」
「ただの草もコケ玉にして飾るとカワイイ」
「陶芸をやっていて、今日は自分でつくった茶器に入れてみました
コケ玉には初挑戦です」
みなさん嬉しそうなお顔です
どれを見てもお店で売れそうなくらいス・テ・キな作品となりました
昨年も参加された方から嬉しいご報告がありました
「あのコケ玉は我が家でゲンキです
作りたてより時が経った方がコケがいい感じになっています」と、伺いました
たかが ”コケ” されど ”コケ” ですね。
こんな小さな緑でも自分の手でつくってみると愛着が湧き、
毎朝 『おはよう』 と声をかけたくなりますよ
今年の夏は、この小さなコケ玉できっと涼しく過ごせると思います
”緑のチカラ” に感謝して・・・