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トヨタの森 公式ブログ

イベント報告:「ススキでフクロウをつくろう」

2014.11.12 08:16

秋の七草の一つであるススキ。

白い穂が風になびく風景をあちこちで目にする季節です。


ススキのイメージは・・・お月見お団子

そんなススキを使ったイベントを

奇遇にも171年ぶりという 「後(のち)の十三夜」 である

11月5日に開催しました


みなさんに作っていただいたのは、こんなかわいいフクロウ


ススキのフクロウは、

東京にある鬼子母神堂というお堂の 「すすきみみずく」 が由来なんだとか。

フクロウとミミズクの違い、なんだかわかりますか?

頭に耳のような羽があるフクロウの仲間を、ミミズクと呼んでいるんです


まずは、材料のススキを集めに出発

背丈より高~いススキに埋もれながら穂を刈り取ります。

わ~い、ススキのトンネルだ~

すると・・・ススキの茎についた宝物を発見

オオカマキリの "卵のう" です。

この中にたくさんの卵入っているんですよ~ カマキリのお母さんの宝物



さっそくフクロウづくりにチャレンジ

穂を束ねてひもでしばり、フワッと丸くなるように穂を曲げて・・・。

「難しいなぁ~」

「ススキの色もいろいろあってきれい」

だんだんとフクロウらしい形になってきました


木の台に乗せ、

アベマキのどんぐりの殻斗(かくと)の眼と、まつぼっくりの鱗片(りんぺん)の

くちばしを付けたら完成



丸いフクロウ、細いフクロウなどなど

表情も個性豊かなフクロウさんたちが並びました



「前からつくってみたいと思っていたけど、機会がなかったので、念願が叶ってうれしい」

というお声を何人もの方からいただき、こちらもうれしくなりました


「思ったより難しかったけど、愛着がわくね」

やはり自分で作ったものはカワイイですよね


「もう一度つくりたくなった」

何回つくっても、毎回違うフクロウができあがります。でも、そこが良いところ

世界に一つだけのフクロウと一緒だったら、お月見の楽しみも倍増しますね

<文 がっちゃん 写真 ちーちゃん>