イベント報告:夏休み家族で楽しむ森の学校「かまどでおやつづくり」
暑い夏がやってきました!
昔ながらのかまどでおやつづくりに家族で挑戦しました。
今回作るのは、「森の葉っぱdeだんご」お米の粉ときび糖だけをつかっただんごです。
使った葉はアベマキとサルトリイバラ。
アベマキはどんぐりが実るトヨタの森を代表する木です。
サルトリイバラは別名サンキライと言われ、葉が麩まんじゅうによく使われています。
米粉にアツアツのお湯を注いで、生地をよくこねます。
こねた生地をいったん蒸したら、今度は棒でつやが出るまでついて、もちもちの状態に。
これは力の必要な作業ですが、子どももコツを覚えて楽しそう☆
まるめたおだんごを葉っぱで包んだら、せいろに並べてもういちど蒸します。
さぁ、どんな出来上がりになるかな?
・・・せいろの蓋をあけたとたん、湯気がふわーっと立ち上がり、だんごの香りに包まれました。
かまどをあたためたのは、森の木から作った薪。
森に感謝して、いただきます♪
好き嫌いが多いという子も、みんなで作った楽しさでぺろりと完食☆
これにはおかあさんがびっくりでした。
お子さんの声
・葉っぱを森に採りに行くのが楽しかった。
・ゴンゴン生地をついたのが楽しかった。
・だんごがおいしかった。
お父さんお母さんの声
・娘がとても楽しそうだった。普段はゲームばかりやっているので、また機会があったら参加したい。
・葉っぱをお皿にしたり、だんごを巻いたり、こういう経験はなかった。
・夏休みで学校の友達に会わないので、いつもと違う友達とおやつをつくることができて良かった。
昔の道具は木や竹など、森がなければ調達できないものばかり。
だから昔の人達は森を大切にしていたんですね。
今にいきる私たちもその心を見習いたいなと思います。
(文 いぶ、写真 こいさん)