全有権者比の得票率 自民支持2割以下!
しんぶん赤旗
【転載終了】
■参院選 全有権者比の得票率
自民 支持2割以下
第2次安倍政権下 最低
21日投開票の参院選で「勝利」
を口にする自民党が獲得した得票数
を分析したところ、棄権者も含めた
全有権者に占める得票割合を示す
「絶対得票率」が、比例代表でも
選挙区でも2割以下となったこと
がわかりました。
2012年末の安倍政権復活以降行わ
れた衆参の国政選挙の中で最低。
「国民から力強い信任をいただいた」
(安倍晋三首相)とは到底言えない
結果です。
今回の参院選で自民党の比例代表得票
は1771万1862票。
有効投票総数に占める得票率は
35・4%になりますが、
絶対得票率では16・7%に低下
します。
この得票で同党は比例代表(改選数50)
で19議席を得ました。
一方、32の1人区、13の複数区の
選挙区での自民党得票は2003万108票。
ここでも有効投票総数に占める得票率は
39・8%と高くなっていますが、
絶対得票率では18・97%。
2割に満たない支持で同党は選挙区
(改選数74)の5割を超える38議席
を得ました。
比例代表はブロック別、選挙区はすべて
小選挙区という参院の選挙制度とは異なる
衆院選でも、自民党の比例得票の絶対
得票率は2割を切り、選挙区でも3割に
届かない状況が6年半近くも続いています。
ところが安倍首相は22日の記者会見で
「信任」を口にし、
「少なくとも議論を行うべきだ、という
国民の審判が下った」などと改憲に
前のめりの姿勢を見せています。
これには、一般メディアからも
「全有権者の5人に1人以下の支持しか
得ていない計算だ。これでは民主主義の
基本とされる『多数決』『多数派による
支配』ではなく『少数決』『少数派支配』
である」(山陰中央新報社説)などの
批判があがっています。
【転載開始】
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昔から、自民党はのコアの支持率は
17%しかありません。
下駄の雪の公明党の8%がなければ
政権の維持も難しいでしょう。
公明党も学会員票がかなり他党に流れ
ているのでしょう。
世界から見れば極めて特殊な国です。
国民は普通の国と思い込んでいるの
でしょうが。