グルジア陸軍 アフガン派遣部隊向けに国産防弾製品を初支給
ちょっと前のネタではありますが、今まで国内の特殊作戦旅団や中央アフリカ派遣部隊に対してのみに支給されていた国産の防弾製品(ボディアーマーとヘルメット)が次にアフガニスタンに派遣される第5歩兵旅団第52軽歩兵大隊、第4機械化歩兵旅団第42機械化歩兵大隊、国家警備隊等に支給されました。
ボディアーマーはSTC DELTA社製DH-Mk2が中央アフリカ派遣部隊に支給されていましたが、海外派遣部隊向けに国産ヘルメットが支給されるのは今回が初になります。
さて、新たに陸軍部隊に支給されたのはSTC DELTA社製のDH-Mk1ボディアーマーと、DH-Mk1(あるいはMk2)ヘルメットになります。
ヘルメットがMk1かMk2かよく分かってない理由ですが、メーカーカタログだとMk1も紹介画像にPASGT型、MICH型(今回支給されたもの)の両方が掲載されていたり、Mk2もMICH型ではありますが、細かい部分が違ったりとぶっちゃけよく分かりません。
まぁメーカーによるとMk2の特徴はヘルメットのレール類だそうなので、おそらくはMk1のMICH型の現行モデルとかではないでしょうか?
まぁおいおいメーカーHPが更新されるかもしれないので、分かったら追記していきます。
2015年からInterceptor Body Armorから新しいマルチカム柄のCIRASをモデルに新規開発されたっぽいアーマーに更新され始めたと思いきや、まさか2016年に国産アーマーがデビューです。
といっても、アフガニスタンという極めて危険度の高いミッションに派遣される部隊が装備していく…ということでSTC DELTAもグルジア国防省も超盛り上がっていますが、これが従来のボディアーマーを置き換えていくのか今の段階ではハッキリいえなさそうです。
もしかしたら既に国防省あたりがそういった今後の装備調達計画も発表しているかもですが、グルジア語分からないので現状だと分かりません。
このままDH-Mk2みたく、限定的な用途で終わってしまうのか、このままグルジア軍の主力アーマーの地位を確立していくのか、今後も気になりますね。