「かぎたち YU SORA」- ペンギン文庫
2019.08.04 23:00
ソウルを拠点に活動するユ・ソラは、白い布に糸でミシンを用いてドローイングを描く作品を制作している作家。この作品集は鍵をモチーフに込められた思いや記憶を連想させる。親密で個人的な鍵にまつわるそれぞれの物語が想像できる。作品集を眺めていると、茨木のり子の一片の詩が浮かんだ。「生きいそぎ 死にいそぐひとびとの群れ 見る人が見たら この世はまだ あまたの鍵のひびきあい ふかぶかとした息づきで 燦然と輝いてみえるだろう」
コラム筆者・移動本屋 ペンギン文庫
仙台を拠点に写真や美術、文芸、詩などの新刊書を中心としたラインナップで、 行く先々に合わせて本をセレクトし。 様々な土地で本屋を開く。 土地と土地を紡いで本と本屋の可能性を探す移動式本屋です。