骨盤・坐骨神経痛に効く!CBDのチカラ
もしも坐骨神経痛に悩んでいるなら、具体的な治療方法としてCBDは除外できません。
消化管の直腸部分からカンナビノイドを直に吸収させる方法が、一番効くという研究結果が出たのです。
それは背骨の部分に非常に近い肛門からCBD入りの座薬または、オイルを注入するという方法です。
本日は、筋肉を弛緩させ痛みを和らげるカンナビノイドの作用について詳しくお伝えします。
いつから大麻製品を座薬として使い始めたのか
何十年もの間、医療大麻コミュニティの人々は直腸で坐剤を服用することを支持してきました。
この方法は、特に化学療法による悪心が経口投与を妨げるような癌患者のために開発された治療方法です。
Foriaは性的快楽と月経痛などの軽減のためにカンナビノイドの膣内使用を初めて促進し始めた会社です。
もちろん、手持ちのCBDオイルやリキッド、アイソレート製品を肛門に注入することでも代用できるこの方法は、様々な疾患に対してもよく効きます。
・定期的なけいれん
・痔の炎症
・腰痛
・坐骨神経痛
・過敏性腸
・クリトリス&ペニス覚醒の活性化など
強力な抗炎症化合物であるなど、カンナビノイドには驚くほど多くのメリットがあることを考えると、不思議ではありませんね。
そして直腸治療は骨盤疾患を治療するために何千年もの間使用されてきました。
紀元前1500年のエジプトの巻物には、直腸に適用された700以上の漢方薬について書かれています。
カンナビノイドの効き目
分子が肛門から体に入るときの吸収率は、その物質の化学的性質に依存します。
たとえば、アルコールや水溶性の高い薬は直腸組織を通過して血流に入るため、すばやく吸収されます。
ただし、すべての分子が血流に効率よく移動できるわけではありません。
分子が大きく、水溶性であるほど、局部的に定着できるので、その周囲の組織にも拡散されてよく効きます。
大きな分子は血流を循環して全身に影響を与えるのではなく、骨盤内で局所的に効果を発揮します。
そのため、経口薬やカプセルなどと比較しても、ほとんどの医療用坐剤は、副作用を少なくしつつ、骨盤領域と消化管の症状を緩和してくれます。
抗炎症薬、麻酔薬、抗腫瘍薬は現在、医療用坐薬として下記の疾患に使用されています。
・痔核・肛門裂傷の救済
・クローン病とその他の炎症性腸疾患
・骨盤手術や出産後の疼痛管理
・直腸がんの術前治療
CBD&THC
CBDやTHCのようなカンナビノイドは水に溶けません。
代わりに、油に溶けやすく、これが大麻と大麻エキスがココナッツオイル、大麻の種子油、またはバターのような脂質となる理由です。
そのためCBD坐剤やTHC / CBD坐剤はココアバターで作られています。
その長い歴史と治療効果にもかかわらず、直腸から送達されるカンナビノイド作用に関する現代の研究は少し遅れています。
私が今回調べた中では、脂肪ベース坐剤からカンナビノイドが血流に到達するかを調べた研究は1つだけ。
サルに油性坐剤で高用量のTHCとCBDを投与した場合、他の摂取方法よりもはるかに早く血流へ到達しました。
しかし、科学の答えは1つではなく、人体には差があるため1人1人効果が微妙に異なります。
大麻を使用する医師は、直腸坐剤の全身効果を経験している患者たちもいると報告しています。
座薬効果
座薬を挿入してカカオバターがゆっくり溶けると、直腸と肛門管の内側を覆っている組織がカンナビノイド充填油で覆われるようになります。
この油から、CBD/またはTHCが周囲の組織全体にゆっくりと拡散されします。その後これらの分子はどこに行き着くのでしょうか。
・神経
・収縮した筋肉
・免疫細胞と炎症組織
骨盤領域の神経はさまざまな信号と感覚を伝えます。
骨盤全体を通して経験する感覚は、触覚だけでなく、幸福に対する潜在意識の認識にも貢献します。
肛門管と直腸で感じられる多くの感覚は、闘争反応とリラックスと消化反応の両方を与えることができます。
これらのリラックス信号は、体が性的興奮を起こした時や、消化時にこれらの機能を止めてパニックを起こさないよう調整するのを助けてくれるのです。
研究では、CBDとTHCの両方が、それぞれ神経受容体TRPV1とCB1を介して痛みを減少させると報告されています。
収縮した筋肉への効果
骨盤領域はカンナビノイドが影響を与えられる重要な筋肉でいっぱいです。
肛門管を支えているのは2つの括約筋。
1つは自分でコントロールするもので、もう1つは副交感神経系によって制御されるものです。
さらに上流では、肛門管と直腸が出会う場所を牽引します。
痛みを伴わずに直腸が動くには、恥骨直腸筋と両方の括約筋を一緒に弛緩させる必要がありますが、この筋肉のうちの2つは潜在意識によって制御されるので、自分では意識しても操作できないのです。
全体を見ると、これらの筋肉は骨盤底筋群に属しています。
骨盤底筋群は骨盤内臓を支え、排泄を助けます。
直腸から吸収する大麻坐剤を試した人は、骨盤筋がどれほどリラックスできたか、排泄がどれほど容易になったか、どれだけ長期間けいれんが治まるか、その効果に驚きます。
上記のように、CBDとTHCは疼痛受容体の脱感作用を促します。
これは神経系を弛緩させ、筋肉収縮を和らげるのに役立ち、骨格筋(骨盤筋)がカンナビノイドに浸されていると、肉体的なリラックスを感じられます。
直腸坐剤が陰茎の血流を増加させるのに役立ち、勃起を維持する能力を助けると報告している人もいます。
免疫細胞と炎症組織
骨盤内炎症によって日常生活を破壊されている人はたくさんいます。
痔核や消化器疾患は、肛門管と直腸の炎症と同時に起こります。
骨盤内の他の炎症源は、関節炎、身体的損傷、月経周期の浮き沈みなどがあります。
これらの症状に対して、研究でCBDとTHCの両方が抗炎症作用を持つと証明されています。
CBDは炎症性プロスタグランジンの体内の生産量を減らすことで、イブプロフェンのようなNSAIDと同じように作用します。
一方、THCは免疫系が炎症性タンパク質(サイトカイン)を放出するのを防ぎます。
大腸炎(炎症性大腸疾患)に関する2012年の研究でも、直腸CBD治療を受けたマウスは経口投与よりも大きく緩和を経験したことが証明されました。
内部の炎症や腫れは、自律神経系を通して潜在意識によって感知されるので、幸福感が増しても驚かないでくださいね。効いてる証拠なのですから。
CBD坐剤は、無視していたような小さな痛みも和らげてくれ、その効果は24時間以上継続します。
日本でCBD座薬を入手するのは困難かもしれませんが、手持ちのリキッド(無添加)やオイルを肛門へ注入することで簡単に代用できちゃいます。
肛門は皮膚が薄く、臓器の近くにあるということで、とても吸収率が良いのです。
ぜひ試して快適で痛みのない日々を手に入れましょう♫