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うたかた日和

今週末はいよいよ『m sel.』。

2019.08.01 15:45

こんばんは。


最近観た「パンピスの森」と「イリクラ」は、

とってもよかったので感想書きたい。


パンピスは9割、イリクラは4割くらい書いてる感じで

まだ公開できるレベルではないんですが。





さてそんなこんなで。



今週末はいよいよm sel.一発目です。

相当楽しみというか、変な感じです。





まず率直な感想として、



全てのキャストさんが誠実に真剣に取り組んでいる感じが出てるから。


それが観れる。

これは素直に楽しみです。


稽古見てないし知らんけど。





そのほかに

自分の中にある「楽しみ」に対して、

「なんで俺、楽しみなんだけっけ?」を整理して、

今週末を迎えたい。




そんな自分のための内向きでブログを書いています。

完全自分用。


常にそうですが。







とはいえ、


「m sel.ってなんぞ」


って一応、説明。

(自分の中で振り返り)


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15歳から演劇をはじめ、劇団に所属し色々な経験を経て現在フリーで活動中の役者、舘内美穂がやりたい事をわがままに実現していく。


舘内美穂主宰m sel.プロデュースを立ち上げ!

第1回公演では自ら脚本を担当し、8月上演決定!!

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ほう。




m sel.は、m(美穂)のsel(わがまま)ってことらしい。





タテウチのことは、最後に話すとして。




まずは、このブログに沢山登場したまゆおこと、

山本真夢。




主演が山本真夢に決まった。と聞いたとき。


本当に嬉しかったです。



以前も書いたけど、

この人をはじめて観たのは、2016年2月の「Over Smile」。


それ以降は年1くらいか

たまーに見てきて。



それが突然2018年からのまゆおが出るやつはほぼ観ました。



まゆお関係なく小劇場の舞台の観劇頻度は月に2回くらいかな。


いろんな人の出る、いろんなジャンルの舞台を観て。



自分の好きな劇団とか以外の初めての場所にも足を向けると、

つまらない舞台。というより、腹立つ舞台が稀にあって。




そんな中、


作家が演出家が役者が、

真剣にやってるかどうかって結構自分の中で大切になってきて。



そんな見方はしてないけど、

それが表に出てしまうから。




2018年に改めてこの人を観て、

かなり高いレベルで本気でやっていて気持ちよかった。


それにこの人の本気は自分だけに収まらない。




俺が一番気に入ったのは、

目線が内側ではなくて常にこっちを向いてること。


「観るお客さんがいる」ってことを当たり前にちゃんと潜在的に思えてる。




だから、稽古でも真剣にやってないやつにはちゃんと言うし、

演出家とも誰とでもある程度ぶつかってくれるし、


(※あくまで俺の感想。知らんけど。)



普通、嫌われるのもめんどくさいと思われるのも嫌じゃないですか。


でも、

「このままお客さんに見せられない」


っていうのを根底に思ってくれるから。


だから、嫌われるとかめんどくさいとかは優先度低いんでしょうきっと。



自分が出る=観に来てくれる人がいる=責任がある


って思考になれる人。



だから


この人の舞台を観に行ったときに

ある程度まではなんとかしようとしてくれたものが出てくる。



っていう、山本真夢保証みたいなもんが自分の中にあって。



これが、「信頼を築いた」ってことだと思うんです。




それは一つ何か大きな出来事があったとかじゃなくて。

俺の知る2016年から常に積み重ねてきた一つ一つの振る舞い全て。




まぁこれ言うと、おもんない舞台ばっか出てたのかって感じだけど、

そういうことが言いたいわけではなく。




ホントに素晴らしい役者なんで、是非観て欲しいです。


いや、別に見て欲しくはないか。

それは別にどっちでもいいけど、

まぁとりあえず観たい舞台に出てたらラッキーです。



真剣にやってるなんて1番底辺の当たり前で、それを褒めるってよほど低レベルの舞台しか観てないと思う人は、


この人を観てもらったらいいかもしれないです。





で、今回のm sel.の一発目。

舞台『only』は、4人芝居。


少数ですね。



『only』が発表されてから、

今日まで俺の観てきた印象は、



最初に書いたけど、

「すげぇ誠実に真剣に取り組んでいる4人」


あとは、4人の個性がちょうどいいな。


っていう感覚で。




4人っていう少ない組織だからこそ、

おのおのの色も出てるし、組織的な力も生まれてる感覚。



知らんけど。知らんけど。





舞台を観にいくときって何を軸に決めるかって。


好きな役者が出るって人以外は、

「おもしろそう」っていう感覚ひとつだと思う。



「おもしろそう」には、あらすじ以外にも

好きな作家、劇団、キャストっていう信頼もあるだろう。



で、自分がいちばん指標にしてるのは、

キャストたちの熱量。



観て欲しい舞台か、そうでない舞台か。

これは絶対わかる。


舞台観てる人は共感してくれると思う。




そういう意味だと、この『only』は、

役者側からの「観て欲しい」っていう熱量がある。




まゆおと山口さんは知っていて、

荒牧さんと三本松さんは初めて知ったけど、


個人的な今の印象は、すごく良い。


荒牧さんのブログとか、この人舞台好きなんだなって思うし、

三本松さんも、人が好きそうで早く観てみたい。






演出の平さんは、


役者さんとしては、どっかのだれか、明け方に嗤う、白虎隊。

演出としては、「赤と黒と僕と君」で。



平さんは、変な人で。

よく『平ワールド』って言われるけど、

正直「赤と黒と僕と君」は全て理解出来た気がまったくしない。


感想ブログもなんか書けなかった。

おもしろかったし、いろんなものを受け取ったし、自分の中に残ったものがあるけど、


奥底まで理解できていない感覚の悔しさもあったのか。笑



平さんの多くを理解できていないけど、

理解出来る日が来たらそれはつまらないし、

そんなことをさせてくれる人ではないんだろうなと思う。


とにかくこの人には期待がある。

なにを見せてくれるんだろう。

俺は何を観て、何を感じるんだろう。

っていう。



この人がいるだけで、あらゆる物事は平面ではなくなって、

普通が普通じゃなくなって、変が変ではなくて、


とりあえず、表せないので諦めるけど、


俺はこの人の演出は好きです。



わけのわからない理解できないではなく、

この人の愛みたいなものを理解した気になりたくないという感じ。





まぁ知ったような口聞いて、赤僕しか知らんけどね。




なんも知らんのです。












「演出:平竜、主演:山本真夢」



これがm sel.の一発目の告知だったと思うんですけど。



これを観て、本当に「すげぇ」って思ったんですよね。




「え、絶対いいじゃん」


っていう、気持ちになった。




この人たちのこれまでを観てきたから

この「演出:平竜、主演:山本真夢」の文字だけで。






そして、


脚本/プロデュース/主宰のタテウチ。





自分自身、m sel.に関しては、正直特別な感覚を持ってしまってる。


これは完全によくないこと。



たとえば、

これまで「売り切れる」以外の理由で、

事前に2回目のチケットを予約することってしなかった。


でも今回はしちゃった。

まだ観てもないのに複数回観る。



1回も観てなくて、まだ面白いかどうかわかんないのに。




例えば、はじめっから全通するのって。


なんか役者に会いたいだけじゃんって気がして


自分の中でたぶんムズムズした感情が出ると思う。

したことないけど。



一回観て「もっかい観たい!」ってなってっていうのが、リピーターじゃないですか。


初めから全部観る人はリピーターではないし。

(誰かを傷つけたいわけではなく自分と会話してるだけです今コレ)




どうですかね。

たまに言うんですけど、10回観た人の感想は俺はお客さんとしては、

「あーそんな観方あるね。そういうことかっ。」って楽しく読むけど、


もし俺が役者だったら、あまり鵜呑みにしない。

1回観た人の感想の方が大事、という言い方は違うけど、

10回観ればそれはいろいろと気付くよねっていうか、


普通は1回しか見ないし、そこで伝わらないと。だから。




ディスっているわけではないんですけど。

この話しだすといつもね。




自分でも今まで同じ舞台を初めから2回予約したことあるから。

ただ、いつもよくないなって思うんですよ。


俺が役者ならあんまり嬉しくない。


会いに来てくれるのは嬉しいけど、それは純粋に、とても。

ただ、演じる側もステージに立つ前から面白くないことがわかってる舞台とかも残念ながらあって。


前の話と矛盾するようだけど、

俺は好きなキャストがいてもそういう舞台は基本行かない。



そういうのにまですべての回に来てくれると、

「舞台以外で何か」って思っちゃう。俺が役者なら。


本当は舞台で返したいけどなんとか出来ないこともある。


面会で話すとかは、「見に来てくれてありがとう」って気持ちの矛先が違う。


面会や特典会は良いと思うし、

記念になるし、俺も参加するけど、


チケット代は舞台上で完結して欲しい。


それを面会などで元をとろうとなると、

それはファンも演者もあまり良い話ではない。



って感じてしまう。個人的過ぎる感情だけど。







でもわかる。

めったに会えなかったり、好きだったら。


何回も観にいきたいのわかる。

だから、これは「ほんとうはそう」って気持ちなだけ。








で、話が逸れまくってるけど、




今回は、複数回行くつもりなんでこんな話したんですけど。




「純粋に舞台が楽しみだから。」って



それだけの気持ちを持って行きたいけど、

どうしても出てしまうなぁって今自分と向き合ってる。

残念ですけど。





タテウチがどんな脚本書いたんだろうから始まって。

m sel.としての一つ一つが気になる。



観たい。

見て、いろいろ考えたい。




おまけに

まゆおに平さん。

役者さんたちの熱量。


関係するPU PU Girlsの面々。


これまで観てきた人たちが、

俺の知ってる4年間が。


舘内のはじめの一歩に全力で手を貸してる今を。



余計な情報たちが、

純粋な「楽しみ」をさらに強調する。






タテウチとは4年前。


俺が好きだった劇団に入って、

そのデビュー作で観て。


そこからずっと落ちることなく高い熱量で好きな役者だった。




それは、まゆおと同じで、

個人的にはそれ以上に。

タテウチが舞台が好きで真剣にやってるから

やっぱこの人が出てると楽しかった。


良い舞台が多かった。




小劇場の役者は面会とかでも距離が近いし、

ずっと長く観てると、いつもいる人みたいになるのわかるけど、



なんとなく。

そうなんだけど、俺は平さんも含めてリスペクトしてるし、

舞台上の人と、客にはかなり太い線引きをしてる。




劇団員だったタテウチ。

初めて客演に出たタテウチ。

そこで出会った平さん。

たくさん闘った時間。

お休みした時間。

大人になって戻ってきたタテウチ。

そこにいたまゆお。

そのあと会った個性的な人たち。

m sel.立ち上げ。




全部、観てきてしまったから

自分の話みたいに感じてしまう。




でも、これらは俺の中ではステージの上で起きている話。

終わらない映画の中の話。



そこの線引きはかなりくっきりとあって。

だからこそ、とても楽しみで。


タテウチがちんちくりんでも尊敬は消えない。



まぁそうした経緯で、

今回は俺がなにを言おうと


「タテウチを応援している人の言うこと」


にしかならず。

言葉になんの力も持たない。



純粋に今回の舞台を勧めても。

タテウチが好きだからでしょ?にしかならない。


なので特にオススメとかしないけど、

たぶん良い舞台になると思う。






今回の『only』は、

4人のキャストさん。

平さん。

タテウチ。

他のみんな。



この人達にお金を払って時間を使ったら

自分にとって、それ以上の価値を与えてくれる。



そんな確信みたいなものが、


これまでの何年かの"せい"で。

とてもあって。



すごく俺は楽しみです。





そんなとこかな。

俺のきもちてきに。


うん。

少しは整理できた気がする。



荒牧さんのブログのココ、好き。




タテウチのストーリーズの気持ちも。

とてもよくわかる。

見てないけど。

(ストーリーズ上げるのは違うと思うから後で消すかも)




長い90分なのか。

短い90分なのか。

長い2日なのか。

短い2日なのか。




8月3日。

待ち遠しいです。



終わって欲しくないけど、

早く来てほしい。







余計な感情は置いといて。


ただふらっと訪れたただの演劇好きとして。




日付変わって、あと1日。




↓一応。

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