加部島を訪問しました
旅行ガイドによれば、佐賀県加部島は「古代ロマンに牧歌的!内緒にしておきたい佐賀の美しい風景」と書かれています。
今回の全国高等学校総合文化祭佐賀総文の期間中に、観光として訪れた場所は「加部(かべ)島」です。
加部島は、佐賀県唐津市の東松浦半島北端・呼子の沖約500mに浮かぶ面積2.68平方キロメートルの小さな島。平成元(1989)年に呼子大橋が架かり、アクセスが向上しました。
「風の見える丘公園」には、加部島だけでなく、呼子大橋や呼子港の景色が一望できる展望台がありました。
「風の見える丘公園」からは、加部島の農村風景や、その先に広がる玄海の海と大小遠近の島影、漁船や遊覧船が行きかう呼子の漁港に、呼子大橋。
「風の見える」の名の通り、吹きすぎ行く風は、それこそ風に表情があるかのようで、空を飛ぶ鳥が気持ちよさそうに気流に乗って羽を広げているのが、手に取るように見えるのです。
呼子大橋
玄界灘と呼子方面
そして北に下れば、まっすぐな一本道が。
まっすぐな一本道を抜け、うっそうと茂る繁みの道は、奥まるほどに細くなります。
すれ違いもできないくらい狭くなりますが、我慢して少し走り続けると、突如視界が開け、緑のなだらかな牧草地が飛び込んできます。北海道を凝縮したような牧歌的な風景と呼ばれる場所です。
加部島最北端の断崖に現れるミニフィヨルドのような丘は、杉の原放牧場です。
小さな島に、14haもの広々とした、開放的な空間にはおよそ50頭のウシが放牧されています。
雷雨が近づいてきましたので、今回の観光ではこの場所での記念撮影を終え、唐津に戻ることにしました。
(観光ガイドから)
「遊歩道は牧場を一周1200mほどで結び、展望台からは玄界灘に沈む夕日が美しく、空と海のコントラスト、緑の絨毯に映える白の灯台と断崖の玄武岩は、遊歩道を歩くほどに表情を変え、絵はがきの世界に入り込んだような、詩的な時間に浸れることでしょう。」
佐賀県唐津市から北西に位置する加部島
呼子大橋の様子