ウメオ大学を覗いてみよう
ウメオ大学ってどんな大学?という皆さんへ、簡単にウメオ大学のようすをご紹介します。日本ではあまり馴染みのない大学ですが、スウェーデンのロベーン首相(2019年現在)が在籍していたこともある大学であり、世界大学ランキングでは、余裕で北大の上を行く大学です(笑)。実際に大学の様子をカメラに収めてきたので、ぜひ留学した自分を想像しながらお読みください!
1. 外観
大学に着いて、まず目に飛び込んでくるのは、やけに横長い建物。
この建物が、主に文系学部の授業が行われ、図書館などのほかの建物に接続している、メインの場所です。Social Science Buildingと言えば通じます。大きな池と見事に調和している様子は、いかにもデザインの国・スウェーデンといった感じがしますね。日本の大学に比べると、設立されたのも新しい(1965年)ので、ほとんどの建物がきれいです。長く暗い冬が終わると、太陽の陽を浴びようと、周囲の芝生とイスが満席に。
2. Universum
この建物を出て、向かいに見えるのが、Universumです。
この建物は、何か困ったときに質問ができる、infocenterが入っています。到着してすぐは、わからないことだらけなので、たいていの人がここに通いつめます。Aula Nordicaと呼ばれるホールも併設しており、ここでオリエンテーションが行われました。
3. Café Lindell
もう一度、先ほどの建物に戻ります。2階に相当する部分に、Lindellと呼ばれるカフェがあります。ここは、図書館の開館時間に関係なく使えるので、お昼どき以外でも、常に人がいます。テスト前は、ここで勉強したり、ディスカッションしている人も多くみかけます。
ちなみに、スイーツがたくさん売っています。どれもヨーロッパ独特の、ザ・砂糖といった感じの甘さ。それでも、勉強に疲れたときにはちょうどよいかも…?
4. 図書館
メインの建物の、向かって右端が図書館です。とにかくきれいで、俄然勉強する気が出る場所です。
2階には、自習スペースや、ネット予約できるグループ学習室が整備されています。ちなみに、色々登録すれば、発行した学生証でコピー機が使えます。北大の全コピー機も、そうならないかな…!
5. 番外編:建築・芸術学部
ウメオ大学では、建築・芸術学部のみ、別キャンパスで授業が行われています。こちらのキャンパスも、ウメオ川沿いにあり、とても美しいです。
こちらのキャンパスには、Bildmuseetという美術館が併設されています。無料で、現代アートの世界を楽しむことができます。
おわりに
本記事では、留学生が主に使用する施設を紹介しました。これ以外にも、メインキャンパスには多くの建物があります。ウメオ大学では、一つの授業ごとに指定される教室が異なる場合が多く、非常に混乱しやすいです。スケジュールと地図をよく見て、授業に行きましょう!
メインキャンパスの地図はこちらから。