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mrkmicx

小林武史さん

2019.08.01 21:00



「繋がれた部屋」の解説を、小林武史さんに書いていただくことになりました。


村 上 海 図










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「言葉は時系と思う」。


例えば、「言 」1→「葉」2→「は」3→「時」4→「系」5 であって、文字の入れ替えはきかない。


また、センテンス内において、言葉の入れ替えがきくこととを同時に考えて、第二の時系とし、それを修辞と呼ぶことができる。


例えば、センテンスを重ねて文章を作ると、時間を作ることができ、時系を操作できる。


この二つの例えが共通して抱えているのは、スペースである。文章でそれは行間だし、言葉では言葉と言葉をつなぐ呼吸に思う。


あいちトリエンナーレ展示のChim↑Pom作品は、東日本大震災直後という、あるいっときにフォーカスしていることを考えると、例えの前者が該当する。


言葉という時系において、言葉にはすることのできない、体験者でしかない呼吸で、この作品はスペースを含んでいる。また、若い方々を切り取った先鋭が、凄まじい人為災害を浮き彫りにしている。

そして、福島の方々にChim↑Pomが加わることでアート作品となっている。逆に言えばChim↑Pomが加わらなければアートにならない。


私はこの作品を見て泣きました。


村上海図 代表 村上ゆ