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マヤ

三代目❤夢小説 『NAOTO編121』

2019.08.02 01:10

直人はタオルを腰に巻いて、更衣室に置いてあるショルダーバッグからiPhoneを取り出した。




「まりあからだ」




直己もシャワーブースを出て直人の隣にやって来た。




「なんだって?」




「家で転んだって…」




「ケガしたのか?」




「わからない。ベッドで休んでるから、すぐに帰ってきて欲しいって」




「今からじゃ無理だろ」




「えっと、最終の飛行機間に合うかも…」




直人は急ぎネットで調べて、中部国際空港発羽田行きの座席を取った。




洗いざらしの髪のまま直己と別れて、ドームの通用口へと走る。




通路の途中で、健二郎と隆臣に遭遇した。




「あ❗なおたんら♪」




「直人さん、どうしたんすか?そんなに急いで」




「ちょっと野暮用でね、今夜の最終便で東京に帰ることになってさ」




「また急ですね。親族ですか?」




「うん、いずれ親族になる予定…じゃあタクシー待たせてあるから行くね!」




また走り出した直人に、隆臣が声をかけた。




「なおたーん!!まりあとまたあしょぶのよ!」




「うん、わかった❗帰ったら伝えておくね」




「直人さん、気をつけて!」




直人の姿が見えなくなってから、健二郎がポツンと呟いた。




「噂の彼女になんかあったのかな?」




「健ちゃん鬼ごっこしゅるよ~!」




「あ❗待って待って💦たっくんそっち行ったらアカンて!」




「きゃあ‼️隆臣くんよ❗」




「隆臣くん、こんばんは❗」




「あー❗健二郎くんもいる‼️」




通路の向こうから黄色い悲鳴が聞こえてきた。




「ありゃ~!見つかったな💦たっくん」




「健ちゃんのお友達のおねーしゃん?」




「いや、あれは臣ちゃんのファンやろ」




「おとーしゃんの?」




「うん、ファンミ帰りやろな」




隆臣がファンに向かって手を振った。




「きゃあ💦可愛い❤️」




「ほいじゃ、ちょっとファンサービスしに行こか?たっくん」




「いーよ」




健二郎はふと胸騒ぎがして、直人が去った通路側を見た。





「慌ててる直人さん、久しぶりに見たな」





つづく