専食
以前「感性ライティング」というワークショップに参加したときの話ですが、ランチタイムに「マインドフルイーティング」というものをやりました。
簡単に、とのことだったので多分ビシッとやるとなったらもっと長く食にフォーカスし続けるんだと思うんですが、わたしたちが行なったのは
「5分間黙って食べる」
というとてもシンプルなもの。
たかが5分、されど5分で、300秒の間に考えることは人それぞれ全く違う!
人参ってこんな味だったんだなあとか、芋のイメージって丸だなとか、みんながそれぞれ考える中、わたしが考えていたのは(というか頭に浮かんできたのは)「専食」という言葉だった。これは、東洋医学における食養生のひとつ。
専 食! と頭の中に超ボールドなフォント(サイズ72くらい)で出てきた😹
専食。字の通り、食べることに専念する というものですが、そういえば幼い頃、ウチでは夕食時テレビを消して、言葉数もそう多くなく、黙々と食べていたな、ということを、その頃の風景を、芋づる式にふと思い出した。
多分両親的には躾の一環だったんだろうと思うが、理にかなっていたんだなとこの言葉を知ったときにハッとした…こともまた思い出した… 懐かしい。これも自分を顧みるという大切な瞬間だ。
すごく面白かったのでまたやりたい。メディテーションに似ているような気もする。
昨今スマートフォンやタブレットが普及して、ご飯を食べながら何かを見る、ということをしている人が増えたかと思うんですが、そうすると「今自分が何を食べたか」とか「この食材はどこから来たのか」とか「これがまさしく自分の血肉になるんだな」とか、そういうことを全然考えなくなるし、食物も、多分ただ身体を通り過ぎていくだけになってしまう。
だから、たまには食事にフォーカスしてもいいんじゃないかと思った次第。もちろん楽しくコミュニケーションを取りながら食べることもとても大切ですが、たまには。
わたしは20代前半にようやく食の楽しさと大切さを学習出来て、そこからはとにかく食べることが好きなんですが、せっかく食べるなら美味しいものがいいし、安全なものがいい。なので今自分が何をどう食べているかはとても大切にしています。たまにバグりますが!
そういえば食事は自分の体調を知る良いパラメータになる。苦いものが欲しいとか、異様に魚が食べたいとか、そういったことで分かることは結構ある。
例えばめちゃくちゃ鮭が食べたかったとして、鮭のことを調べると疲労回復に効果的であるとかが分かる。で、他に食べたいものを連想してまたその食材を調べてみると、やっぱり疲労回復に効くとか記載されていたりする。
つまり今じぶんはめちゃくちゃ疲れているんだ!という結論に至れる場合が多い。まだまだ大丈夫〜と言っている人ほど大丈夫ではなく、脳の判断が鈍っている。
疲労で脳がバグっていても、身体はちゃんと欲しいものを教えてくれるので(ちゃんと向き合ってみれば)、思考停止したときは身体に聞いてみてもいいんじゃないかと思います。君には何が見える? と肩に手を置いていきなり話しかけてきたエルヴィン団長のように…
脳で考えると、「今!?今はね〜〜ピザポテト一袋ぜーーんぶ食べたい!あとカップヌードル!シーフード味!BIGで!!」とかもう意味不明なこと言うてきよるので。美味しいけど!
写真は実はそのマインドフルイーティングに食べたもの、ではない😹
烏丸三条にある「韓国古茶屋 素夢子」さんのかぼちゃ粥である。死ぬほど美味しい。びっくりするほど優しく、それでいて舌にある無数の味蕾をひとつひとつ刺激するような構築になっている。甘味、塩味、酸味などが散りばめられているのである!すごい!
ただわたしは梅干しがど〜〜しても食べられないので、この梅干しは向かいにいた友人の胃袋へと消えたのであった…。
▽『オタクよ、健康であれ!』
ソレンセン式フェイシャルリフレクソロジーを主軸に、コスモアイ、ニューロフットリフレクソロジー、ディエン・チャン、エメットテクニック他を組み合わせ、その方に必要なことを必要なだけ
ほぼハンド、場合により凛波筆®︎でボディ・マインド・スピリットの調整を行います
IR認定フェイシャルリフレクソロジスト Megumi Inaga
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