塹壕から見えた月…金カム207話感想。
※うろ覚え文と絵です。間違ってたらごめん。
先週お休みだった金カム。今週はありました。よかった。
前回で杉元とアシリパがこれからのことについて腹割ってお話してましたが、そういうのは再会した時とかにもっと早く見たかったなーって思いましたが…まあ、話の進行具合にもよるのかな。
今回は登別温泉にて鶴見中尉がやってきた話。こわいですねー。
有古が持ってきたトニの刺青人皮。それを鶴見に見せる。
菊田が有古が気になることがあるというので語る有古。
入れ墨の模様がアイヌの祖母たちの腕に彫っていたものと似ている。何か暗号と関連があるかもと…。
アイヌの女性は成熟すると口に入れ墨を入れるように腕にも入れていたという。
(幾何学的な形…。さて、どうだろうね。)
畳の上に刺青人皮を6枚か、広げる中尉。有古はこれが中尉が持ってるすべての人皮ですかと聞く。そうだ、一枚でも欠けたら永遠に金塊は誰にも見つからない可能性があると思うとひやりとする…。中尉の言葉が何やら「何か」を含んだ意味あいだ。有古も冷や汗をかく。
6枚の人皮を見ても有古は先ほど言った腕の入れ墨と関連があるのかわからないようだ。
(書いてて気づいたんですがこの腕の入れ墨との関連の話は中尉の持ってる人皮を見せてもらうための有古の口実だったのか…)
外に出た有古と菊田。
「月は同じだな」
「月がどうしたんですか」
ふたりは奉天会戦の爆撃された塹壕の中で互いに声を掛け合い一晩過ごした。塹壕から見える月を見ながら…誰にも見つけてもらえず。
「月だけはあの時と変わらない」
(どこか寂しそうな菊田…)
っていうまじめな緊張感のあるシーンなのに次のページはこれですよ。
とうとう鶴見&モス鯉登パパの裸体登場!登別温泉のうたせ湯に二人こちらにカメラ目線でポージング。・・・・・・。思うんですが、こうやって様々な男たちの裸体をおっさん若者関係なく披露するのは何か意味があるんじゃないか。もしかして体に刺青がある無いをお知らせしてるのかな。って私は思いついたんですが気のせいですか。サトル先生の趣味でしょうか。
しかし…この二人の裸体は…股間含めあんまし見たくなかったかな。
中尉はおっさんだけど体が引き締まってますね。頭ケガする前はハンサムだったからね…。
モスパパが去るときのセリフが「もす…(部屋に戻ります)」
そしてパパのオケツに手拭いをすぱーんと叩く中尉。遊んでるやん。
ふたり仲いいじゃん。
「お足下にご注意ください鯉登閣下!!今宵は新月ですので」
そう、今晩は新月。ヤンジャン今週号の発売日も新月。
…。先生はこの日に合わせたのかな。凄いなと言っておこう。
新月は月が見えない。あたりが暗い。といえば…有利な人がいましたね。
ガシャアアアアン!
建物の窓ガラスを割って飛びだした有古。顔面は血だらけだ。追っ手に銃で威嚇されている。どこだ!カンカンカンと音を鳴らして奴がやってきた。
トニアンジだ。やはり生きていた。
盗ってきたか?
全部、盗ってきた。
中尉の持ってる刺青人皮を盗んできたらしい。
雪深い中を逃げる二人。
数時間前…有古は暗がりの中ろうそくの灯を頼りにあるものを探して大きな箱の中を開けた。そこには有古の父のマキリがひとつ。驚く有古。
後ろから菊田が忍び寄る。「苫小牧の殺害現場で遺品を回収したのは鶴見中尉だ。お前は知らなかっただろう?」のっぺらぼうに殺されたアイヌの7人に有古の父がいたことも調べがついていたと。
「残念だよ。お前はあの塹壕から見えた月を忘れちまったんだな…」
(あの境遇を共に生き抜いた同志と思っていたんだろうな。菊田さん。)
中尉は語る。有古の持ってきた人皮はトニのものではない。すでにトニの写しは持っている。土方歳三は知らなかったか。奴にそそのかされたのだろう?父親の意思を継げとかなんとか…
追い詰められた有古さん!!さらに手に咬みついてきた宇佐美!
「もう戻れないぞ、お前は最悪な道を選んだ」
ヘンタイ覗き魔で終わらなかった宇佐美が怖いですよ。来週どんな仕返しが待っているのか。
というところで今週は終わりです。
鶴見さんが出てくると刺青だの暗号だのの話が出てくるので嬉しいですね!
やっと本編のお話が進むかな?土方陣営のお話も出てきたし。
有古さんは菊田さんの忠実な部下。
菊田さんも有古を信じていた。ある程度は。
もしかしたらトニを雪崩の中見つけたときに土方と知り合ったのかな。
いや、その前から?
帰ってこない有古を捜しにやってきた菊田にトニの皮と言って安心させる。
鹵獲した銃は持っていく菊田を知ってるのにトニの銃は無くスカーフは渡す。これもおかしかったですね。
しかし中尉の持っていた皮は偽物っぽい。エドガイくーんの作った皮だろうか。だとしたらやっと役に立ったなあ。菊田からのリークで(アイヌの有古の様子がおかしい云々?)中尉は偽物を奪うようにさせ、あとを追う…。
中尉こわ!怖い!ホラーじゃん。
ホラー劇場は来週も続きそうです…
ではまた!