日経エンタテインメント!7月号増刊
実に8Pに渡ってジャニーズWESTちゃんがグラビア&インタビュー受けてます!
お写真が超絶カワイイ。
集合写真大好きマンとしてたまらんお写真がたくさんあって大変良いです。
また衣装がそれぞれの良さ引き立たせるナイスなスタイリング!!
黒髪×白シャツ濱田くんが最高以外の何者でもないので見てください(圧力)
インタビューは、最近ジャニーズWEST好きになった人にもこれまでの歩みがわかる仕様。さらに個人の自己紹介もあってこりゃあいいマーケティングです!!
内容的には正直、もう少し攻めてほしかったのでインタビューはSODAが勝訴かな。
ただJr.への思いなんかもあって良きです。
濱田くんのキャッチコピー&紹介だけはちょっといただけないけども!
他メンが良いだけになぜ濱田くんだけ…魅力をもっと伝えておくれ…となったモンペです。
しかし何にせよ顔面が最高。
顔面っていうかビジュアル。
全員が全身最高。
濱田くんに白シャツ着せた人に金一封を送りたいです気分的には!気分的にはね!
だがしかし、
今回語りたいのはこれだけではなく。
巻末の方にある堂本光一氏の連載『エンターテイナーの条件』。
ごめんなさいこれちゃんと読むの初めてなんですけどアイドルとして"働き方"を語っていてとても興味深いです。
所謂世間一般の仕事環境とはかけ離れたショービズの世界で10代から働き続けてきた光ちゃん。
そんな彼が思う"働き方改革"について、正直、めちゃくちゃ冷静に現代社会を見つめているのだなとかなり驚きました。
いや、元からすごく色んなことをしっかりと考えている人だとは思っていたけど、本の方も読んでない自分は、芸能界に生きる人がこれだけ客観的に働き方を考えられていることに驚きました。
なかでも
"何をどこまでやるべきかとか、責任の所在とか。その辺をはっきりさせておかないと、あらゆるものがボヤけて、理不尽な仕事の押し付けにつながる"
"何でもかんでもルールとして明文化しないといけない時代になっているのはどうかな"
(文末表現は変えています)
この点については、自分も仕事を始めて、だんだんと思うようになってきたこととダブりました。
いわゆる"ハード面"と"ソフト面"の管理というか。
どこまでをこちらで決めて、どのようにして関係者に下すのか。
誰がどこまでの責任を持って、どこまでを下ろした先に任せるのかは、下す側がしっかりイメージを持って伝えなきゃいけないのだと、ひしひし感じます。
「自分はこれをやった」「自分はこれだけ頑張った」にも関わらず上手くいかなかった時の原因は何にあるのか。
プロジェクトを組んで仕事をするときに、すべての主語が自分ではいけないのだと、強く感じるようになりました。
誰にどのように伝えるべきか、きちんとした契約書があるなしに関わらず、どんな仕事でもかんたんな"契約"を交わすことは、誰かと仕事をする上でとても大切だと実感しています。
一方で、いま社会では仕事以外でもルール化、マニュアル化が進んでいます。
もちろん、何かの反省からできたルールやマニュアルであり、それがあることによってスムーズに行くようになっていることも多くあります。
しかし、それによる弊害を感じることもあります。
私の場合、新しいことを始めようとしても、マニュアルの壁に阻まれる。そこで質問をすると、「そんな例は今までなかったから」と、新たな取り決めがなされる。
大切なことではありますが、その間に、自由な発想や発言はどんどん削られて行く感があります。
それこそ、さっきのハード面とソフト面じゃないですけど、どこまでを任せるかっていうのは、新たな発想や豊かな表現の誕生をも左右する可能性があるように思います。
「今の若い者は思い切りがない」
よく言われるし、わかります。
しかし、私たちはどんどんルール化・マニュアル化をされる中で育ち、少しでも逸脱すると糾弾されるようなことも経験してきました。
必要なこともたくさんあります。
でも、発想や表現すら制限されると、"自分の考え"に自信がなくなり、踏襲することが精一杯になるのです。
仕事場でも、既にいくつものルールやマニュアルが存在するなかで、どれだけ自由に、豊かに新たなことを生み出せるのか。
試されているようにも、押しつぶされているようにも思える時があります。
で、光ちゃんはそれに関してアイドルの現場についても言及。
"みんな一緒"じゃなくていい。
ペンライトの色だって無理に合わせなくていいし、舞台で拍手や歓声の位置を意識しすぎなくていいと。
「そこまで決めんでええやん。俺はなんでもいいと思う」
ニュアンスですが、この件に関連してツイートされている方がいて、デビュー直後あたりのラジオでの、重岡くんの発言が脳に響きました。
デビュー決定後、「ジャニーズWESTはなんて略したらいいですか?」「ジャニーズWESTのファンの名称を考えました」そんなメールがたくさん来ていました。
華々しいデビューです。
ファンだって浮き足立っていて、それにメンバーも応えてくれました。
「じゃあ今決めよう」「略称はジャニスト、ファンはジャス民」
決して、メンバー全員が揃ったラジオではありませんでした。
それでも、なんとなくその場で決める流れになり、聴いていた自分もWESTは7WESTとかぶるしまあいっか、ジャス民…ピクミンみたいだな~とかふわふわ思っていました。正直ここまで定着すると思ってなかった
で、その頃あんまりラジオに出ていなかった重岡くんが久々に登場したとき、「"ジャニーズWESTのコンサートに行く"ことを"虹を架けにいく"っていうのはどうですか?」みたいなメールがあり。
それに大して、重岡くんは
「何でも決め決めにせんでいいと思う。虹を架けに行く?っていうのもいいと思うし、そうじゃなくてもいい。ジャニスト?とかも決まってるんかな? 俺はちょっとわからんけど…使いたい人は使えばいいと思うし」(ニュアンス)
と。
正直、もう当時ですらちょっと薄汚れた大人(笑)だった私は、メールを微笑ましいなと思いつつかなり盛大に笑ってしまっていたので、重岡くんの言葉にはハッと思い、やっぱこの人最高だな~と思いました。
使いたい人は使えばいい、使わないからといって何もない。
実際決めてしまうことで変な闘争みたいなのも起きてしまうわけで、"アイドルを応援する""コンサートに行く"っていう中での最低限のマナーさえ逸脱しなければ、あとは楽しみ方は自由なのだと思った。
で、たとえ少し逸脱した人がいたからって、Twitterで必要以上に叩く筋合いもないし(たとえばこの前のメトロックのeighter。結局あれは花冠ヒールちゃんが実在したかすら怪しいけど…)、それによってまた楽しみ方が狭められてしまう可能性を孕んでいる。(ロックフェスはバンT+ディッキーズで行くべき!みたいな)
だから私個人としては、ジャニーズWESTの略称は、ジャニストだろうがWESTだろうが、はたまたジャ西だろうが何でもいいと思う。
コンサートの最後のコールだって
「俺たちが、ジャニーズ」『WEST~』
でも 「俺たちが」『ジャニーズWEST~』
でも本ッッ当にどっちでもいい。
正直言ってる時にどっちかなんて意識する余裕ないし(笑)、誰かが決めてるわけじゃないし。その場のノリがでかい。だいたいあれ重岡くんが声かけしてるの最初からじゃないし。
コンサートってそういうもんじゃないのかな~ってBBAは思っちゃうけどね。
だから開演前のBGMに合わせた粉もんダンスとかも、やりたきゃやればいいんだよ。無理にやる必要ない。
逆にやりたいと思う人はとことんやっていいと思うし。
24コン初日のええじゃないかの「もう一回」合唱はマジで偶然で楽しかった。オタク最高だと思った。
ただ、24コンのペンラ芸はほんとあったかいものだったと思うよ。
あの空間、あの空気、あの彼らの雰囲気だからこそ生まれたものだと思ってる。
だってだれも「ここで変えなきゃ!」なんて言ってないし、たぶん変え忘れてる人にきつく言うような人もいなかったと思うんだ。知らんけど。
ああいうのは、「自由」から生まれた統制だと思うんだよね。
私はコンサートとか舞台とか「生もの」が好きだけど、そんなに足繁く通うタイプではないから、定番のノリとか、お決まりのパターンはちょっと苦手で。
だから「泣ける」ことを狙われたり、手繋ぐのが定番化するとかはちょっとうーんってなっちゃう。
24コンは特別だけどな(何度でも言う)
あ!でも曲中に踊るのは好き!
というか勝手に体が動くタイプ!
でもこれはこれで「微動だにせずうちわ胸に置くのありえない」とか言うのはどうなのって思う。
微動だにしないのだってその人の楽しみ方でしょ~自担を1秒たりとも見落とさないゾっていうすごい気合いじゃん~踊りたい奴ぁ気にせず踊るのじゃ!
なんかね、心が動く瞬間とか、思わず体が動いたり、声が出たりするのが好きなので、今回の光ちゃんの言葉はかなり救われた気がします。
もちろん最低限守らなきゃいけない、超えちゃいけないラインはあるわけで、それは頭に入れて置くべきことだと思う。
盗撮・蜜録する人はまじで最低だなと思う。あと不確かな熱愛情報とかなんでもかんでも拡散しちゃうの辞めてほしい
だけど、それ以上を他人にも求めたり、同じ言動を強いるのは違う。
それを超えたり守れなかった人を必要以上に責めるのも違う。
今回でエンターテインメントを通して大きく2つのことを学んだわけですけども、ざっくり言えばどちらも、「どこまでをハッキリさせて、どこからを委ねるか」そこに集約されるのかなと思います。
仕事の面では自分や周りが、コンサートなどではアイドル側がその提示者として動くことになるだけの差なのかな。
そういう意味では、私は、ジャニーズWESTのコンサートはエンターテインメントとして自由と統制のバランスがとても上手に取られているなって思います。
だから、彼らのように働きたいなとも思えるし!
楽しく!でも節度を持って!ヨシ!!
あ~それにしても本当読み応えがあった!
本の方も読んでみようかな。
色んなことって繋がってるんだなって、改めて思いました。