タラブックス展
2019.08.03 03:24
京都細見美術館で開催中のタラブックス展へ行ってきました。(8月18日まで)
美しいデザイン。色にもわくわくするのは、刺繍するときに糸を選ぶ時が楽しいのと同じような気分。縫い目ステッチのような線や点で描かれる民族画法も多くて、これは縫おうと思えば縫えるなあと、今回の展示ではミクロに見ながら見てきました。
選ばれる物語の普遍性、言葉で説明のつかないような世界の不思議、神話や民話など。質感のある紙づくりと色づくり、一枚一枚手刷りのシルクスクリーンで作られたページを触れられて、あちらからオープンに読み手を迎えてくれるようなあたたかみのある本たちです。
私にとっては何よりインドに触れられる。という点で好き。料理でもインドには触っていますが、本では、一対一の近い静かな感覚がありますよね。
タラブックスへは最初がチェンナイ本社、
その後愛知刈谷市美術館、奈良県立情報図書館へと、行ける所は回ってきました。
これからも近くに感じていきたいなと思っています。