「れいわ潰し」のタイミングは・・・
田中龍作ジャーナル
【転載開始】
■「れいわ潰し」のタイミングは・・・
2019年8月3日
消費税の廃止を高く掲げる
「れいわ新選組」の結党記者会見
の直後、田中は老婆心から山本太郎
に進言した。
「財務省を敵に回すと危ないから
気を付けてね」と。
こんな例を挙げながら話した―
知人の大臣経験者A氏が特別会計に
メスを入れようとしたところ、
翌日までに財務省(当時大蔵省)が
A氏の資産や愛人関係を洗い終わって
いた(※)。
山本は顔色ひとつ変えず
「僕は(洗われても)怖いものはあり
ませんから」と答えた。
権力は少なくとも2012年末の総選挙
の頃から山本をマークしていた。
捜査機関に人脈のある某氏が、
この頃から山本の街宣現場などに現れて
いた。それは今も変わらない。
参院選挙での躍進で、山本は権力に
とってさらに厄介な存在になった。
「れいわ」が政権を取るようなことに
でもなれば、既得権益は台無しにされ
てしまう。
政権を取るまで行かなくても、
山本の演説によって既得権益者の実態
が白日の下にさらけ出されるのだ。

日刊ゲンダイ(3日発売号)によれば
「安倍応援団は山本太郎のネガティブ
情報を必死になって集めている」という。
政権交代(2009年)前夜の陸山会
事件を思い出す。
地検特捜部が「期ズレ」なる形式犯
で小沢一郎を陥れようと仕掛けたの
だった。
長い裁判闘争を経て小沢は無罪と
なったが、ダーティーなイメージが
国民の頭に刷り込まれてしまった。
では、権力が「れいわ」を潰しに
くるタイミングはいつか。
今回の参院選で「れいわ」から
大きく食われたのが立民と共産だった。
両党はよほど大胆な政策変更をしない
限り、またもや「れいわ」に食われる。
私が官邸ポリスだったら、
次の衆院選まで「れいわ」を温存して
おく。
立民と共産を壊滅的な所まで追い込ん
だ後、「れいわスキャンダル」をデッチ
あげる。
ただ「れいわ」と陸山会が大きく違う
のは、「れいわ」が、市民がカンパと
ボランティアで作り上げた国政政党と
いうことだ。
権力は「れいわ」に投票した228万の
市民を敵に回せるだろうか。
(※)
財務省は銀行を管理下に置いているため、
個人の資産をすぐに把握できる。
大臣ともなればSPが就寝まで護衛する
ため、愛人宅に寄ったことも上司に報告
が行く。
キャリアの横のつながりは密だ。
霞が関を支配する財務省は情報をも支配
する。
【転載終了】
**************************
>山本は顔色ひとつ変えず
「僕は(洗われても)怖いものはあり
ませんから」と答えた。
しかし、どんな汚い手を使ってくるか
分かりませんよ。
日本がおかしくなり始めてきたのは、
小泉政権と安倍政権からですね。
両人とも清和会であり、経済ブレーン
に竹中平蔵氏が入り込んだからでしょう。
現在も深くかかわっていますが。
氏は、某国が送り込んだシロアリであり、
日本の屋台骨を食い荒らしています。
経済政策には旧民主党政権に一日の長が
ありましたね。