「できそう」という気持ちが人を前へ動かす
2019.09.02 15:05
「犬でもわかる一次関数」
大層なタイトルですね。こちらは、うちで一次関数を指導する時に使う資料なのですが、もちろん勉強犬の「犬」とかけてあります。試したことはないですが、きっと本物のわんちゃんにはわかりません。
それでも、こうすることで生徒が少しでも「簡単だ」とか「何それ」と思ってくれたらしめたものです。
「●●でもわかる」という言い回しは、時にあんまり良くない言葉だと言われることもありますが、どっこいモノと言葉は使いよう。今のところ使ってみての実感値としては悪くありませんね。
当教室には、勉強がわりかし得意な子だけではなくて、なかなか自分から積極的に勉強に取り組めない子もいます。
やってもなかなかできないもの、苦手なものに取り組むのって、大人でもすごく大変ですよね。嫌ですよね。
たった言い回し一つで、そんなものへ向かう子どもたちの気持ちが少し軽くなるなら。そんな思いでつけたタイトルでした。
先日もこんな感じで記事にしています。
そして実際の一次関数も、式とグラフの意味を知って、使って、最後に「一次関数とはなんぞや」ということを掴めると、あら楽チン。ちゃんとみんなできるようになります。
「わかる」「わかる」「わかる」「うん、できそう」
そんな成功体験の積み重ねが、人が前に進むためのエネルギーになっていくんですよね。
特に勉強が苦手な子には、意識して「できそう」感を手に入れてもらうようにしています。いやいやもちろん、こちらが手助けするのは最小限ですよ。自力で掴んでもらうよう工夫しています。
自分で手に入れるからこそ、価値があるからね。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
心の力を蓄えるって、大人も子どもも大事なんだよ。