夏の必須食材ミョウガを食べて暑い夏を乗り切ろう
あっという間に8月ですね!突然の猛暑に皆さんぐったりのご様子
そんな暑い日続きにオススメの
夏の薬味の定番 “ミョウガ”をご紹介します。
なぜオススメか!
実は水と天然ミネラルたっぷりの
水分補給&栄養補給食材なのです!
しかもカリウムを多く含むのでムクミもとってくれます。
優秀✨
体温を下げる効果も!
だから“ミョウガは妊婦に食べさせるな“というのですね、、、冷えるから。
今日は、ミョウガの成分や効能、特徴と、
ミチコオススメの簡単ミョウガの食べ方を少々。
〈ミョウガって何?〉
ミョウガ はショウガ科ショウガ属で、
食べるところが違うけど
茎や葉は生姜にそっくりだそうです。
原産は東アジアとされていて、
日本では『魏志倭人伝』の記録が最も古い様子。
平安時代の薬物事典にはすでに薬効があるとされて
記載されていて栽培もしていた記録があるとか。
そんな古来より重宝なミョウガですが日本以外では食べないそうで、私たちが食べている赤い物体はミョウガの花蕾なんです。
私たちお花食べてたんですね。
英語では japanese ginngerというので日本原産かと思いきや、東アジア原産で、日本へは中国から入ってきたとされている説と、沖縄の方では琉球の時代から食されている記録もあるそうな。
それにしてもあの独特の苦みや辛味を好んで食べるのが日本だけなんですって!
だからjapaneseなのかな?
東京に茗荷谷という地名がありますが、多く栽培されたことからそのような地名になったんですって。
ちなみに、生姜は中国では紀元前650年ごろ、孔子も食していた記録もあるほど古く、インドではそれよりも200年ほど前から薬として用いられていました。
元はサンスクリット語から派生したペルシャ語が語源とされるそうです。
7、8月夏ミョウガよりは 9、10秋ミョウガ の方が色も香りも良く粒も大きいそうで、秋のお花なのですね。
〈成分と効果〉
成分のほとんどは水。
水分補給と栄養補給に抜群の素材です!
体内の生命維持に関わる機能調整に不可欠な無機質
これらは体内でイオンと言われるもので、プラスとマイナスの電気を帯びて常にバランスをとってくれています。
ミョウガに含まれるミネラル=無機質は、
カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、リン、
そして体内の代謝をスムーズにするエンジンオイルのような役割のビタミン。
ミョウガには、タンパク質の再合成や糖分の代謝に必要な
ビタミンB群 がターっぷり!!
血管や血液をサラサラにするCも含まれます
また、強いミョウガの香りの成分は、
檜と同じアルファピネン=α−ピネン
脳をリラックスさせる効果があり
昔のお話で”茗荷は物忘れをする“というような小噺がありますが、
そのような効果を誇張したのではないかという説もあり、実際には物忘れする成分は入っておらず、このアルファピネンが脳波を落ち着かせ、気分をスッキリさせたり緊張を緩和してくれる効果があ理ます。
さらに、体温を下げる効果があるので真夏の体温調節にピッタリ。
このことから”ミョウガは妊婦に食べさせてはいけないよ“
とされるそうです。
妊婦さん、この真夏を乗り切るのが大変です。。。
さてこのような成分の効果効能から、
暑さでボーッとしてしまう今の時期にはピッタリですね!
もちろんカロリーは超低カロリー。
100グラムにつき12キロカロリーです。
〈ムクミが取れるのはなんで?〉
私たち人間は70%が水でできていると聞いたことがありますか?
人体には60兆個の細胞があり、細胞内にも細胞外にも水があります。
体内組成を体重計などで測ると、体内年齢や筋肉量が出ますが、
これらは、水が電気を通して、脂肪が電気を通さないことから抵抗値で算出するインピーダンス法が用いられています。
70%の水分とは細胞内外の組織液や血液、リンパ液、などで、
食事の塩分過多による排泄不良によるムクミやセルライトなどは概念的にはこれらに含まれませんが、インピーダンス法の算出ではここまで明確には出ないですね。
例えば。年齢40歳男性お酒をたくさん飲んで唐揚げやラーメンを好んで食べる体脂肪率23%の方が、体組成100%に対して骨や髪の毛や皮膚を引いたあと、70%水ではないわけです。この状態は不健康とされていて、血液がドロドロとか皮下脂肪もムクミも。。。そして体液は排泄物が満ちて、分泌物は加齢臭です・・・。
食事を変えて筋トレして冷え改善して体脂肪率16%になると、滞留した排泄物に満ちた水分は排泄され健康な体組成に変わります。匂いもしなくなりますね。
これは一例ですが。わかりやすく。
ではその老廃物で満たされた体内に滞留した水分はどうやって外に出すのか。
実はこれは汗をかいたからといって水分代謝が良くなるとは限りません。
細胞内にはカリウムが含まれ電気を帯びています。
細胞外にナトリウムが漂っているのですが、
体内塩分はPHの調整に使われ、細胞間の電気による運搬をスムーズにするために、塩分の濃度は滞留する水分によって一定に保たれます。
カリウムはナトリウムを排出させるので、塩分を体外に排出するときに濃度管理されていた水分も一緒に排出されるというわけです。
だから、塩分を出して一緒に水が入れ替われるようにカリウムを摂りましょう!と言うわけです。
☆ミョウガの効能☆
眠気を覚まし、頭をスッキリさせる効果
胃腸の健康を保ち、食欲増進や消化を促進
血行を良くして貧血の改善 血圧を下げる、新陳代謝をあげる
口内炎や舌炎、風邪による喉の痛みなどの緩和
抗酸化作用による眼精疲労の改善眼病の予防鎮静、鎮痛、解熱、解毒
【ミョウガのピクルス】
一番簡単でみずみずしく、美味しくてオススメです。
この『やさしいお酢』がとっても美味しくて、私はサラダもコレと塩胡椒。
まず、ミョウガをお水で洗ったら、しばらく真水に晒してアクを抜きます、と言っても30分くらいです。
それからキッチンペーパーで水を取り、
お塩を適宜振って揉みます。
お塩が水を少し出してくれるので、隙間ができて味がしみやすくなります。
お塩は揉んだら私は洗い流す派です。
水気をしっかり取ると傷み辛いですよ!
そして簡単ジップロックバックに
下ごしらえしたミョウガをいれたら、
"やさしいお酢"をミョウガが浸るまで入れます。
そして、ジップロックをギリギリまで閉めたら空気が入らないように袋を折りながら最後に締め切って冷蔵庫に1日寝かせて出来上がり!
そのまま食べても良し、刻んでよし!
私はトマトやオクラもこうやって食べてます。やってみてください。