夏野菜に追われる

台所に立つ時間が長くなってきた。

お盆前のこの週は仕事がいっぱいなので

結局、早朝か夜中に台所に向かう。

梅雨が明けて夏野菜が元気になってきて

毎日かごいっぱいに野菜が採れるから。


うっかり採り忘れると現れる

お化けキュウリやお化けズッキーニ。
怖い。

先日のお夕飯は副菜だけでこんな感じ。

庄屋大長ナスの焼きナス

ピーマンの煮びたし

神楽南蛮、キュウリ、大葉の和え物

オクラのいりこがけ

ツルムラサキのおひたし

枝豆

ズッキーニのバルサミコマリネ

ししとうの炒り煮

キュウリの佃煮

野菜サラダ

梅干し&大根の粕漬け

枝豆とトマトはいただきもの（吉川産）で

それ以外はすべて自家栽培。

この日はこの副菜たちに我が家で育てた天日干しコシヒカリ

生協で買った粕漬けの鯖

自家製味噌のお味噌汁（豆腐とわかめ）。

どれだけの時間台所に立っていたのだろう。


わたしは中学生になるまでナスとピーマンが苦手だった。

5歳の娘はナスもピーマンもよろこんで食べる。

自分が種蒔きしたり、苗を植えたり、水やりするからか

畑の野菜に対して命あるもの、まるでペットかのように接している。

お化けキュウリを山の斜面に投げようとすると

「かっか、もったいないよ」と娘。

キュウリの佃煮はすでにたくさん作って冷凍しているので

面倒だからいいかと思ったけれど

娘の一声で今日は布団とキュウリを干すことにした。
この後塩漬けして、また干す。

1年後に食べるキュウリの粕漬けのために。

野菜に追われる生活がはじまりました。