梨の日

『未必の故意』小屋入り

2019.08.05 14:48

小屋入りしました。


気付けば出来上がってゆく劇場に、置いてけぼりになりながらひとたび、驚き。


汗かきつつ、やるべきことと。

帰りには、何人かでご飯を食べながらお話しと。


まだまだ話したいことがあるなぁ、

だったり、

話すたびに新しい顔が見えてきて面白いなぁ、とか、

まだ一緒にいたい、って思ったり。



明日から過ごす劇場。

ポップな雰囲気と聞いていたけど、また印象も違ってきたり。


話しながら伝えたいことを遠回しに言ってみたり、子供っぽかったり大人だったり。


色んな人がいるからの、面白味と醍醐味と思って。




明日は、広島原爆から74年の日。

慰安婦問題も上がってる最近。

そんな日に劇場にいて公演を目の前にできるありがたさ、

なんて勝手に、僅かながらも感じたり。


8月は私には色んな想いが交錯する月。

誕生日の月だけど、それを挙げて単純には喜べない事情を抱えた国ですし。

1番好きな月でもあったり。

12ヶ月の中であっという間に終わってしまう月でもあったりするし。

沖縄に思いを馳せてしまうのも、作品によって、という思い出があったりだし。


待ち焦がれた月と、

待ったなしの公演本番と。


いや、ただ純粋に自分の目の前のことを全うするのみですね。




戦争ものではないです。

8月だから、とか、国の問題提起の事を、とか、ではないです。


ただ、急死によってノーベル賞を取り逃がした劇作家の、1作を。


今でも通ずることを抽出して、現代に昇華させた作品を。


でも私、

原作をどんなにリスペクトしてても、あまりに変えちゃうのは「どうなんだろう」と考えちゃうこともあったり。


今回、凄く着色はしてない潔さと、

演出家が感じた点を、濃く抽出する意味と意図。

私の役は特に、抽出されてる。


“昔のお話し“と現代の混ぜ合いを、存分に、一緒に体感出来たら。


劇場と客席の一体型です、ので。




キーパーソンの1人で、前回の『制服』でも一緒だった堀元宗一朗くんと



パンツがとても似ていたことについて。爆)



私服。笑)


なんなら主宰の太郎さんも似たようなストライプで、今日は何かが起きた模様です。←


偶然すごいかよ笑




初日まで、あと3日。


1回の席数がとても限られています。

是非、ご予約を。


夏のひと時に。




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