ロシアンルーレット

後頭部に500円玉大の円形脱毛ができてしまいました。

何回も何回も円形脱毛ができては治り～を繰り返しています。

今の仕事、電話に出るのが苦痛で。

当たり前だけど、電話に出てみないとどんな内容なのかわからない。ただのセールスや取次の場合もある。

だけど、とてつもなく意味不明の内容の時もある。で、その自分で対応ができない場合に頼れる人（上司）がいないっていうところが悩み所なんですよね・・・

やっぱり上司も面倒なことには関わりたくないわけですよ。

だから「俺はわからないから（他の人に聞いて）」的にたらい回しにされる。仕方が無いから他の人に尋ねてもやっぱりたらい回しにされる。

でも、あんたに分からないことが私に分かるわけないでしょ？ってなわけで、結局私も何とな～～～～くよくわかっていないまま進めてしまって、
結局実際の作業の時に案の定作業員の人がどう動けばいいのかが分からず、担当者（電話に出た人）が責任を負うことになる・・・という。

だから一日中ビクビクしてるんですよね。

電話1本1本がまさにロシアンルーレット。引き金を引いて（電話を取って）セールスだったりした時の安堵具合と弾が入っていた場合の絶望。まさに天国と地獄。どっちに転ぶか。電話が鳴る度にそんなスリル。要らないからｗ

電話は私ともう一人の女性が二人で対応しているのだけど、やっぱり彼女が取った電話がすごく厄介で、大変そうにしていることがよくある。

それはたまたま私が取らなかったから私が対応しなくても済んだというだけで、電話に出る順番が違えば私がその困難に当たっていたことになる。困る彼女を見てその状況でまた胃が痛くなる「偶然ラッキーだっただけで次は私に回ってくるかも・・・」って。

もちろんそれは逆も然りで、私がトラブっている電話も順番がずれれば彼女が被っていた場合もある。

とにかくひたすら電話に出まくれば応対に慣れてくるのでは？と思って、ここしばらく4本電話が鳴ったら3本は取るようにしていたのだけど、一向に技術も能力も向上しない。慣れないしむしろ逆に応対の仕方が分からなくなっている。

だから相変わらず電話が鳴る度にピストルの引き金を引く・・・それを週5日間、一日8時間続けていると、やっぱり神経がすり減っていくのを感じます。

やっぱりもうこの仕事から足を洗うと決めたことは間違いではなかったのだろう（断言）

丸4年間この勤務を続けて、全く、少しも慣れたり自信がつくってことが一切無いって、やっぱり自分には向いていないんだと思うんですよね、この仕事そのものが。

もう退職するのは決定事項ではあるけれど、その一方で無理すれば続けられるレベルなんです。そこがまた不安の一因だったんですよね。

退職を決意した今でも、もうどうしても何をどう頑張ってもやり方を変えてみても考え方を変えてみてもこの仕事が無理！っていう程ではないんです。

でも、今の仕事をこのまま続けていって、その先に何があるのか？って考えると、何もないんです。それが不安だったんです。

うちの親なんかも別にキャリアアップのために努力を重ねていたわけではない。多分何も考えずに定年までの期間限定だと割り切って働いていたんだと思う。

しかしもう時代が違う。私の年代以降の人間は先の先の先のその先まで先回りして考えて、今動かなければならない。

前職のITベンチャーで働いていた頃は、特Aランク接待案件の担当者になってしまったことで追い詰められて追い詰められてもう会社を辞めるか山手線に飛び込むか路上生活者になるかの選択を迫られる状態だった。「あの仕事を続ける」という選択はできなかった。

今はそこまでではない。「今の仕事を続ける」という選択肢はある。それを選びたくないだけで、選べるし、選んでもどうにか続けられる。

でも、今のこの会社、遅かれ早かれあと10年以内には人手不足倒産すると思うんだよね。

そうなった時、どうするのか？どっちにしてもその時は就職活動をしなければならないわけで・・・

そういった事情も退職を後押しする感情になったのも確かだし、それに今は人手不足倒産した時のことよりも「今現状」に意識を向けるべきであって、とにかく手当たり次第に求人に応募してみるしかないよね。

まだ1件も面接にまでたどり着けていないんだもの。転職どうこう以前の問題。まずは自分に関心を持ってもらう。「会って話を聞いてみてもいいかな」と思ってもらえるように。

あれこれと書いていて、腹も決まった後でふと思ったんだけど、私は自分に対して「アリバイ」が欲しいのかったのかもしれない。

とにかく私はチャレンジはしているんですよ。相手が私では不足があって面接もしてもらえないんだから私は悪くはないっていう言い訳とアリバイ作り。

アリバイっていうと言い方が悪いけれど、チャレンジしていない自分が嫌なんだな。きっと。

いくら耐えられるからと言って、何の成長も得られない仕事をいつまでも続けているという、向上心の無い自分が嫌で、何らかの手を打っているふりをしたかったのかもしれないです。

停滞しているこの状況が嫌。何か動きが欲しい、手ごたえが欲しい。

そんな今の自分。

動けない自分の事も擁護したいし、きっと今なら動けるはずって、自分を信じたい気持ち。
半々なそんな状態です。
でもなんか不思議なんですけど、理由もなくワクワクしています。

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