Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

いまのわたし|中島梓織

2019.08.07 02:15




おはようございます、おぺです。



いま、わたしは、昨日の夜につくった、しょうがとねぎのスープの残りを飲みながら、これを書いています。ベッドにもたれかかって、これを書いています。白のTシャツとグレーのスウェット姿で、寝ぐせはそのままで、顔は水で洗っただけのすっぴんで、これを書いています。

部屋には、27℃のクーラーが効いていて、スピーカーからは、大好きなカネコアヤノちゃんの曲がシャッフルで流れていて、あ、いま、たったいま、カーテンを開けていなかったことを思い出したので、開けます。開けました。めちゃくちゃいい天気です。今日もマジで暑いんだろうな。でも、太陽が出ていないよりは、太陽が出ているほうがぜんぜんいいです。最近は、気圧が安定しているので、体調も安定しています。

09:00から30分おきにかけてあるアラームが30分おきに鳴りますが、もうここまできたら二度寝をすることもないでしょうから、家を出る直前に鳴るものだけを残して消します。今日は13:00に劇場に集合なので、12:45に家を出ます。(家から劇場までがめちゃくちゃ近い。自転車で10分。)


実家にいたころは、朝ごはんは毎朝06:30頃だったことを思い出します。白いご飯があり、みそ汁があり、たんぱく質(たまごか肉か魚)と野菜がとれるおかずがあり、ZIP!を観ながら、家族4人で朝ごはんを食べていました。家を出るのは毎朝07:10頃で、家から最寄り駅まで、自転車で15分。そこから20分くらいかけて電車に乗って、5分くらい歩いて、高校に着きます。それが毎朝08:00頃。だいたいクラスで一番最初に着いていました。イヤホンをつけて、友達が教室に入ってくるたびにあいさつをしながら、SHRが始まるまで、自習をしていました。

高校生のときに好きだった男の子が、右斜め後ろの席で、だいたい、すごい早く来るか、すごい遅く来るかのどっちかだったので、すごい早く来るときは、(今日すごい早く来るじゃん、、、)と、どきどきしていたし、すごい遅く来るときは、(いつ来るんだ、、、)と、どきどきしていました。高校生のころ、特に受験生のころは、彼と「おはよう」とあいさつを交わしてはじめて、一日が始まるような気がしました。一瞬だけ、受験生から人間に戻れるような気がしました。あれ、何の話だっけ。



ああ、朝の話。朝の話で、朝の話と言っても、いつもはもっと「朝」は遅くて、最近は、昼過ぎに起きて、テレビを付ければ、ZIP!どころかヒルナンデス!だし、ひどいときはミヤネ屋です。(基本的に日テレ。)気分的にも、体調的にも、日が沈んでから活動を始めることがほとんどです。今日はもうぜんぜん早いほう。09:30に起きれた!すごい!って感じです。

四年前のわたしとは、ぜんぜんちがうリズムで一日を生きていて、「朝」という言葉が指す時間も、「朝ごはん」という言葉が指すメニューも、住んでいるところも、やっていることも、好きな音楽も、好きな男の子もちがいます。この四年で、変わりながら変わりながら、なんとかここまで、生きてきました。


いま、生きてます。



「変わってしまった」と思われるかもしれないけれど、(いろいろなタイミングで。上京してから、とか、演劇はじめてから、とか、恋人ができてから、とか、病気をしてから、とか。)いやわたしだって思ってます。わたしだって、わたしって「変わってしまった」な、と、思います。でも、とりあえず、生きてるんだからいいじゃないですか。そのときそのときで、生きていける方法を見つけながら見つけながら、ここまで来て、それで変わっちゃったんだから、いいじゃないですか。

ゆるしてください、と書いたところで、やめました。別に、だれに許可をもらわなくても、わたしが生きたいように生きていいんだ、わたしが幸せだと思うほうに行っていいんだ、と、いまは、言い聞かせている途中だからです。

だから、「それで変わっちゃったんだから、いいじゃないですか。」というわたしに、「いいですよ(笑)」とこたえるのも、わたしです。



小中学生のころ大好きだった嵐の曲に『できるだけ』という曲があります。(嵐も、高校生になってから、だんだんあんまり追いかけなくなって、ほんとうにときどき、ふとしたときに引っ張り出すような存在になっちゃったな。)わたしは、「変わりたい」「変われない」「変わってしまう」「変わってしまった」と感じるときに、いつもこの曲のことを思い出します。


 変わっていくことを何故
 僕らは恐れるのかなぁ
 変わらないものを笑うくせに
 できるだけ僕のままで
 いたいと思える日々を
 未来の僕はどんなふうに
 振り返るんだろう

 変わらなくちゃいけないのに
 おんなじ過ちばかり
 同じような恋に落ち 傷つく
 できるだけ僕のままで
 いたいと思う気持ちは
 甘えか 自分らしさなのか
 わからないけれど


いま調べてみたら、この曲を歌っていたころの嵐は、平均年齢22才だった、ということがわかりました。わたしもこの夏で22才になります。はあ、、まじか、、なんか、、こわくなったり、、うれしくなったり、、



いろいろ、つらつら、書きましたが、とりあえず、「いまのわたし」には、劇場で会えます。