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古いプロテーゼに難渋

2016.03.29 09:46

1973年施術のシリコンプロテーゼによる隆鼻術を受けられた方です。

40年近く経過してプロテーゼの形が目立ってきて、

ぐらぐら動くようにもなり右に傾いた状態となっていました。

修正を希望されクリニックにお越しいただきました。

なんと取り出すのに1時間くらいかかりました。

鼻尖部まで入ったL字型プロテーゼで鼻根部は被膜が石灰化していました。

途中でちぎれてしまってはさらに取り出しにくくなると思い、かなり慎重に掘り起こしたために時間がかかってしまいました。

なんとか取り出してから新たにポケット作成して少し低めのプロテーゼを挿入。

鼻中隔軟骨を採取して鼻背の流れにあった鼻尖の位置まで移動させます。

元々の尾骨の曲がりと瘢痕により若干鼻背が右側に後戻りを認めています。

盛り上がった鼻背も落ち着いて

鼻尖も丸まって短い感じが解消されました。

先日行ったダラスの鼻のセミナーで学んだように、長期的な変化を見届けるためにもずっと通っていただこうと思います。

長期での安定した結果を出すため、

フォローも長期で行います。


僕が担当させていただいたお客様、患者様、ずっと通ってくださいね。