あてら —東京から1時間20分の田舎で暮らす—
千葉県大多喜町発行のフリーペーパー『あてら』。
東京と千葉を中心に、全国の書店、古書店、カフェ、コミュニティスペースなどで入手できるフリーペーパーです(あてら配布SHOP LIST)。
創刊号は2016年3月18日に大多喜町より刊行しました。2019年8月現在、7号「大多喜の歩き方」まで年二冊のペースで発行されています。
あてらのこと
“房総半島の中心に大多喜という町があります。“東京から1時間20分の田舎”です。ここに住むおばあちゃんは自分たちのことを「あてら」とか「わてら」と言います。意味は「私たち」。調べてみると大多喜だけでなく、千葉県の南部では広く使われている言葉のようです。
2016年4月、私たちは「あてら」という地域メディアを立ち上げました。この言葉を屋号に選んだのは「大多喜で暮らすいろいろな私たちの姿」を見てもらうのにふさわしいと感じたから。人の数だけ暮らしがあります。そのひとりひとりがこの場所で、今日を自分らしく生きている。それはとても素敵なことだと思いました。それがずっと続いていけばいいなと思いました。それが、あてらを作った気持ちです。”
—公式サイトより引用—
この媒体を作っているのは大多喜町に引っ越して来た、『片田舎』の片田理恵さん。
元々は東京で雑誌の編集やライターをしており、パートナーの直久さんはジャーナリストという、編集者夫婦。そんな夫婦が大多喜のあれやこれやを独自の視点で紡いでいます。
片田さんの綿密且つ重厚な取材は冊子の小さな誌面にはなかなか収まりきらず、こぼれ話などを公式ウェブサイトにちょこちょこアップしています。
冊子自体は人気で発行するとすぐに無くなってしまいますので、どこかで見かけた方はすかさずゲットしてください。
ウェブサイトではバックナンバーも観られるようになっています。
是非ご覧下さい。
あてら公式サイト:
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□配布場所:http://atera-web.com/shop.html
□大多喜町の図書館(天賞文庫)でも閲覧できます。
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あてら
2016 - 2019
STAFF:
Planning + Edit + Wright/片田舎|片田理恵、片田直久
Photo/Takaki IWATA|岩田貴樹
Design/D-KNOTS|荒川慎一、佐藤有
Client/Otaki town|大多喜町