プゼ

ゆったりと稽古

2019.08.04 02:00

唐澤です。


本日は、斉藤、唐澤で稽古・案出し。

 

連日の猛暑。稽古場へ到着するまでに汗をかいた。エアコンの恵み。


斉藤の指導で身体をほぐしていく。ひととおりほぐしおえたのち、眠くなる。それで十五分ほど眠る。広い畳、エアコン、そとは夏日。至上の午睡。



それから、案出し。おもうことをぽつりぽつりと話し合う。

 

試しで、赤い毛糸でおおきな輪をつくり、2人がかりであやとりをしてみる。可能性。

 



私は可能性のなかに住んでいる

散文より立派な家に



アメリカの詩人、エミリー・ディキンソンの詩より。彼女はほかにも夏の詩がうつくしいです。



夏の空がみえる

それが詩である

本になんかないのである

まことの詩は逃げる




生の詩。ドイツ語では詩作することを dichten    

と書き、それには「濃縮する」という原義があるようです。舞台でのパフォーマンスもそうであると思います。濃縮された生。それに触れると日々のすべてが詩になるやうなフォーム。そのようなものに、私 唐澤は思いを馳せます。