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Fit Insole

価値

2019.08.07 15:50

今日は、足底筋膜炎で悩んでおられる方のインソールを製作しました。 


結果から言うと、「こんなインソールが欲しかったんですよ」と言って頂けました。

症状は、土踏まずの踵側の痛み。


京都産業大学のトラック練習会の際に、ご相談頂き製作することとなりました。


製作にあたっては、

・靴の感覚が変わらないように

・なるべく軽量に

・それでいてしっかりサポート

・もとの靴のインソールと厚みを合わす

という、依頼がありました。


履いていおられるシューズは、DSトレーナー。

軽量なシューズなので、足底に痛みが出ないように最近は履いておられなかったみたいです。

もとのインソールも、薄いものでした。

先週足を見さしてもらって、本日製作したものを京都産業大学のトラック練習会で試してもらいました。

トラックなので、こちらも走ってる姿をチェックできるのはありがたいですね。


アップで何周か走ってもらいましたが、まだ少し土踏まずが痛む感じはあるようでした。

私からみても、もう少し土踏まずのサポートが欲しい感覚でした。


ですので、その場で調整してもう1度走ってもらうと、あら不思議。

2ミリの修正でとてもよくなったと言って頂けました。  


この方は、O脚で膝が外に逃げる感じがあったのですが、インソールで少し外へ逃げる動きを矯正したのと、安心して土踏まずに体重を乗せれるようになって、膝のバランスもとても良くなっていました。

僕は、天才ではありません。

1回でめちゃくちゃフィットしたインソールをバンバン作ることはできません。

だから、皆さんの声を聞いて少しずつフィットしたインソールを作っていければいいと考えています。もちろん1回でできるに越したことはないんですけれど。


僕は、「これがいいから、これを履いておけばいいんや」とは、あまり言いたくありません。

お客様の要望は出来るだけ反映したい。

怪我さえしなければ、失敗に付き合うこともあります。

何が良くて、何が悪いか、自分で気付くことで次に繋がるからです。

だから、皆さんの想いを私に届けて下さい。


私のオーダーメイドインソールは皆さんに真摯に向き合ってつくられたところに価値があると思っています。


今日も、「ここまでしてくれてたら価値があるね」と言ってもらいました。

皆様の優しい言葉に甘えず、これからも精進いていきます。