Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

ヨーガのある暮らし

インド留学記:学生ビザ申請編

2019.08.09 04:51

みなさん、インドへの旅行をお考えの時ビザを予め申請している方が多いと思います。

今はe-visaでも観光ビザが1年取得できるようになっています。

しかも日本、アメリカ、イギリス、カナダは、180日間継続しての滞在が許可されているようですね。

https://indianvisaonline.gov.in/evisa/tvoa.html

しかしこれらのルールは「いつの間にか変わってる!」なんてことがあるので、みなさんぜひインド出発前には、適宜インド大使館HPのビザ関係のページにて適宜確認されることをお勧めします。

特に継続での滞在期間など、ビザを取得された時にページの下の方に、小さな文字で何日間滞在できるのかという記載があると思うのでビザを取得した際には必ず確認を!(友人が滞在期間をオーバーしてしまったことで、約300USDの罰金および再入国禁止となってしまいました…)


さて、今回の本題は学生ビザ取得に向けての流れを覚え書きしておこうと思います。

インドへの留学をお考えの方がいればぜひ参考にしていただければと思います。

なぜならば…結構、大変だからです。

心が折れそうになったら「そっか、インドの普通ってそんな感じなんだな。そりゃしょうがないよな。」と思っていただければと思います、笑。


インド大使館での学生ビザ申請に必要なもの

https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/downloads/Visadocuments.pdf

1. 英文の履歴書

2. 英文の残高証明書

3. 仮の入学許可書

4. 学費振込証明書

5. 行きの航空券のe-ticketのコピー(6ヶ月以内であれば往復)

* 他のビザと同様に、ビザ申請用紙を記入しプリントアウト、サイン記入、写真(5cm×5cm)を貼っておく必要があります。


さて、ここで大変なのは3.のProvisional Admission Letterと呼ばれる「仮入学証明書」の取得です。

大学や学部学科によっても差はあると思いますが、Letterを取得するまでには書類選考や試験があります。よってまずは書類選考や試験へのエントリーに必要な書類を準備します。

今は全てオンラインでの申請となります。大学のHPから留学生専用のページに進み、アカウントの作成→コースの選択(アマゾンのようにお買い物BOXに希望の学科を入れて行きます、複数選択可なので一度に違った大学へ申し込みも可能なようです)→プロフィールの記入、学歴の記入、必要書類のアップロード(高校の卒業証明・成績表、大学の卒業証明・成績表、ディプロマの修了書・成績表、その他の資格等)→全ての入力が修了したら、そのままエントリー費用の支払い画面となり支払いを済ませたらエントリー完了!となります。


ところが…この流れが一筋縄ではいきません。

・ なぜだか、ログインが急に出来なくなる(数日後に戻る)。

・ 申し込み開始と同時に申請し連絡をいれておくも、申し込み期限の直前になって書類不備の連絡がくる。

・ なぜだか、エントリー費用支払い画面に「0円」と表示され進めない。結果、申し込みを完了出来ない。等々…

見た目は素敵なサイトでシステムばっちりに見えますが、油断は禁物なのです。

日本とは違うのです…


これらの問題を解決するにあたって、留学センターへ国際電話をかけるも話し中などでほとんどつながらず、emailを3度送るも返信がこない…(未だ来ないw)

私の場合は日本語教師をされているラトールさんというインドの方が、何度も直接大学におもむき、知人の大学関係の方に問題を直接伝えてくれたお陰でどうにかこうにか期限内(むしろちょっとはみ出した)に済みましたが、もしラトールさんのヘルプがなかったら…申し込みのために直接大学へ行く必要があったように思います…。

その後は申請書類が留学センターから学科担当に情報や書類が送られ、学科からOK(場合によっては先に試験等)が出れば、Provisional Admission Letterがログイン画面からダウンロードできる仕組みになっています。

ここまで来たら、Provisional Admission Letterを握りしめて、その他の必要書類とともにインド大使館にGo!!!です。

郵送申請も可能ですが、書類不備など万が一のために直接大使館に行きました。

なぜなら…Letter取得が7月29日午後10時頃、Letterに記載してある有効期限7月31日…48時間ぐらい!?!?!? 失敗できないのです…こんなことばっかりですw 


書類のポイントも・・・

・ Provisional Admission Letterは「原本」の提出が基本です。オンラインでのプリントアウトということで、細かく言うと「直筆のサインがない」ことになります。今回も窓口の方が“上司に確認します”とのことでしたが、「全てオンラインなのですよね?」という確認のもと許可がおりました。

・ 英文の残高証明書について、私はネットで残高欄を印刷していましたら、ふと前日他の方のブログみると銀行で「英文での残高証明」を取得する必要があることに気付く。しかし時既に遅し15時過ぎ…当日慌ててインド大使館最寄りのUFJ市ヶ谷に開店前からスタンバイし懇願…ネット情報だと数日かかるとの情報でしたが、20分ほどで準備してくださいました。

ちなみに通帳(またはキャッシュカード)、お届け印、本人確認書類が必要です。お値段756円。

他ネットバンクでも取得可能ですが、数日かかります。値段は少し安かったと思います。ゆとりをもっての準備をお勧めします。

・ 学費振込証明書については、Letterに「学費はビザ取得後直接大学へ支払い」の旨が記載されていたので、必要ありませんでした。その代わり申請代のレシート(1000ルピー程度)を提出しました。


大使館には7月31 日9時50分頃到着。

ビザ申請の受付は午前9時-11時までです。

午後は受け取りのみの対応になります。うっかり午後になんて行っていたアウトでした…セセセーフ…

大使館のビザセンターでは必要書類提出、上記した「原本」問題はあったものの全体としてはスムーズに進み、再提出などはなし。

申請料金1550円、郵送代の600円追加。

封筒は持参したものの、大使館に置いてあるものを使用するようにとのことでそちらを使用。

学生ビザは10日程度かかるとのこと。

結果8月7日に自宅郵送されたものの、不在だったので8日に手元に取得。

結果的には7-8日といったところでした。

有効期限はビザ発行日からコースの2年間、マルチで年3回出入国可というものが取得できました。ひとまず数ある山場の一つをクリア!!!ばんざーい!


その他重要なこと:忍耐、くじけない心、理解し励ましてくれる周囲の人々…


さてさて、あとは寮の申し込み、コース開始日の案内待ち、出国準備…

次は何があることやら…