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今の仕事を続けたい!やりたい仕事ではない部署に異動になってしまって嫌な時に将来に向けて考えること

2022.01.06 02:11

今は楽しく仕事をしていて

やりがいをとても感じている時に「異動」の話がでることはありますよね。

この時期は多いと思います。


今の仕事が出来なくなってしまう悔しさや

新しいことに挑戦できるワクワクなど

すぐには頭が整理できないと思います。

どちらかというと慣れた仕事から離れたくなくて異動をしたくなかったり

正直嫌だという人が多いでしょう。


結果を出していた場合は納得ができずに

本当は評価をされてなかったのかなーと落ち込んでしまうこともあります。


会社としては意味があってそのように判断をしていますが

やりたい仕事をやっている場合やその仕事にキャリアを見出す段階にある場合は

どんな合理的な理由でも動揺して道に迷ってしまいますね。


そんなの会社の都合であって自分のことを考えてくれてないと受け止める人もいるでしょう。


そんな時に本来考えなければいけないことは

目的を持って仕事を出来るかどうか?

勤める目的があるとしたらその道に乗っているか?

です。


例えば、今後のキャリアに必要で強化していきたい領域を決めている場合に、打診された仕事がプラスになるのかどうかは、進むべき道筋があって初めて判断できます。

それが目的になります。


長くその会社で活躍したいという道だとしたら、その経験がどのように活きてくるのか?それは社内でのバランスを理解して初めて判断ができます。


キャリアではなくライフワークバランスや環境を重視する場合は、目的が仕事ではないので、働いてみないとわかりませんが

その後に長く出来る職種なのか?が大事になり、やってみて初めて判断ができます。


どの仕事をすることも意識次第で視野を広げるプラス材料にはなります。

実際に広く部署を経験することで成長を促す環境も多いです。


やって無駄なことはないというよりも

今までの経験とつなぎ合わせて無駄にしないということが重要ですね。

単発単発で終わらせてしまうと経験をしていない人との差をつける機会を逃してしまったと言えます。


営業をやっていれば、対人関係の構築やクロージング力は強くなり

企画などであればロジカルな考え方やデータの分析、活用、資料作成などの能力が強くなり

財務経理であればお金の動きや会社全体の中身を見る力がつきます。


興味があるかどうかを抜きにすると

すべて無駄ではないですよね。

元の仕事に戻ったとしてもプラスの武器になりますし、過去よりも他部署、他職種へ視点を合わさて仕事の判断ができるようになります。


逆に一つの分野を突き詰めることで関連する知識を習得できますが、それはキャリアのために自分自身で勉強をした結果であって、会社が席として用意したわけではありません。


自分の進みたい領域だけに携わるということは組織人としては相応の実力と結果が必要で

どちらが正解かはどのように進んでいきたいかによります。


描いた道筋を進む上で

長く見えて短い社会人生活を歩いていく上で

寄り道と取るか必要な経験と取るか?


結局は根の部分にある譲れない部分がどこにあるのかによります。


思い描くシナリオの密度が濃ければ実現に近づけることはできますが

100%ってあまりありません。


それも、可能性を上げていくためにその時その時の判断をしっかりとしていく必要があり

そのためには経験が必要です。


筆者は20代前半によく「生き急いでいる」と言われてきました。

必死すぎるというか、速足すぎるというか。

早く大きな仕事がしたい、任されたい。

視野が狭くて余裕がないというのが正しいでしょうか。


それからだいぶ時間が経ちましたが

結果的に全てが活きて今があると思っています。

でも、それはその当時はわかりませんでした。


あの時にこれをやっておいてよかった

あの時にこれをやっておけばよかった

両方ともたくさんあります。


それは、描いていたシナリオが薄いというよりも、その密度を濃くする経験が少なかったからでイメージができなかったからだと思っています。


異動や連休、期の区切りなどは、そういった自分を見つめ直す一つのタイミングです。


そこでキャリアの歩み方から考えて

環境を変える必要があるならば、転職活動のための情報収集を始め

目的を見つけられたなら与えられたフィールドに挑戦して、経験とつなぎ合わせた先を考える時間にすれば良いです。


働き方が不安であれば、外と中を比べることで判断することも一つです。


軸となる譲れない部分こそシンプルで

それこそ誰かと同じとは限りません。

決めることは自分自身でしかできないですし

判断のために軸が大事になるので

悩んでしまっている場合は難しく考えずに

軸を改めて考えてみてください。


自分に合ったやり方で

同じ場所にたどり着ければ良いです。

2022年1月6日更新