ミッドナイト・ラン
『ミッドナイト・ラン』(Midnight Run)は、1988年制作のアメリカ映画。タイトルの意味は、「一晩で終わる簡単な仕事」、「仕事は簡単」、「ちょろい仕事」というスラングである
私は、40代半ばの妻子ありの働き盛りの男だが、過去に天職だと言えたデザイナー・イラストレーター・エディターを職にしていました。
性格が真っ直ぐ過ぎたのか…
デニーロ演じるジャックは、かつてシカゴの警察官だったが、汚職が嫌でバウンティハンターの道を選んでしまうところに、現在の私の仕事に繋がる人生に、とてつもなくシンクロしてしまった。
道に逸れてしまったレールを選んでしまった私は、最近になって心身共に疲れ果てていて、無気力感に苛まれていました。
未知なる未来さえ悲観してしまうほどに…
天職にも趣味にも恵まれていたはずなのに、失ってしまったものを取り戻すのは、相当な苦労を伴います。
天職をある程度、極めた道に「簡単な仕事」だと、周りに対する卑下をしてしまったバチが当たってしまったのかも知れない。
失う時は、指の間からサラサラと砂が溢れていくように…あっという間なのです。
それでも僅かに手の平に残った砂をもがき、掻き集め人生について再構成していくキッカケになる時期を探している。
ここ最近…ブログさえお休みしてしまうほど、「内省してモチベーションを上げる意味などあるのだろうか?」と自動思考が働いて、自暴自棄になりバイオリズムも下がり気味だったのですが、「映画」を鑑賞して再び火を灯すことが出来たのかも知れません。
人生の折り返し地点で、子供もこれからが大事な時期に、まだまだ考えることが沢山あります。
楽しいことの妄想は膨らむのに、それが出来ないお金と時間…
それが無いのなら、出来る範囲でいいから有意義な人生のレールを歩いて行こう。
「一晩で終わる簡単な仕事」よりも遠回りだからこそ、人生の色彩が鮮やかになり、深みを増していくのかも知れません。
過去の選択の失敗が、「ミッドナイト・ラン」のストーリーとシンクロしているのだ‼️