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悩みのない人はいないです 完全を求めることはできない

2019.08.10 23:49

先週まで夫婦問題で深刻に話し合いを続けてきましたが、おかげさまでまた2人で前を見て歩いています。

私たち夫婦はちょうど10年前の今頃、また一緒にやり直すことを決めて再スタートを切りましたが、その3年半前は離婚調停もし完全に別居して、わたしはまだ2歳だった息子と二人暮らしになりました。

親族とは絶縁していますし、友人知人などの身寄りのない東京に越してきた心細さといったら相当なものでした。

何を支えに暮らしてきたかと言えば、わたしは息子の健やかな成長を見ていたい。というこの願いにつきました。

管理栄養士という資格はありましたが仕事を探しに職安(ハローワーク)を訪れると、「お子さんが急病になった時の預け先はありますか?」「ご近所に実家はありますか?」と聞かれます。

嘘はつけませんから「実家はありませんが、ファミリーサポートさんの支援は受けます」と正直に答えました。

すると初めて訪れた渋谷の職安で、世田谷区立の福祉施設で常勤の管理栄養士で面接試験日が決まりました。

面接してくださった所長さんは、わたしの履歴書や家族構成を見ると何も言わずに「石田さんの都合の良い日から来てもらって良いです」と言ってくれ、拠り所もなく未来に希望を持てなかったシングルマザーでのスタートではありましたがご縁に恵まれて、明日の食べ物も無いほどの危機は脱することができました。

その後も息子と2人の暮らしは寂しいし、貧しいし、お互いに病気や入院した時は暗闇しか感じられませんでしたが、シングルマザーになって2年経った頃に出してみた都営住宅に一般枠で初当選して恵まれていると感じました。

この都営住宅に移り住み、半年後くらいにまた夫と三人で暮らすことを話し合いました(同居を決めた経緯はまた次回に書きますね)。

せっかく当選した都営住宅を去るのはもったいなくも感じましたが、この都営住宅よりもさらに職場近く(今の住居)に引っ越して早11年目。

数年後に娘が生まれて、家庭は賑やかにより楽しくなりました。


色々ありましたが、私がたくさんの危機を回避したり、逆に軌道修正が必要となった時はどんな状況だったか。


まず、上手く運ばなかった時のことを。

*一発逆転を狙った時

*誰かに判断を委ねた時

*自己犠牲を選んでいる時 

上手く回避できたのは、

*自分がどうしたいのかを落ち着いて考えた期間

*休養を選択できた時

*依存ではなく、相談を選択した時

危機の時に「これさえ買えば」「これさえ学べば」と高額商品を買ったり、高額セミナーを受講しがちですが、そんな簡単に好転するわけはないし、誰かやモノに自分や子どもの人生を委ねてはいけません

また「即、結果」求めすぎるのも極端な人生を歩む方の破滅的な特徴と言えます。

「あなたの人生の手綱」を誰だれかに渡さないこと。

迷った時にだって「自分がどちらの方向に進みたいか」は必ず自分の中にあります。

応援しています。