秘常識。
子供がカブトムシに興味を示したなら、懐中電灯持って山に分け入るのが本道でありましょう。
しかし何でもスマート&イージーな現代はカブトムシもスマート&イージーに触れ合える様で、
比叡山にある「かぶとむしの家」なる施設に行くとご覧の通り、何の苦も労も無くいきなりカブトリ放題です。
長男5歳は勿論の事、次男2歳も器用にカブトムシを掴んで「夢のようだぜ!」と御満悦ですが、
それを見るワタクシの脳裏には「ジェノサイド」という言葉が点滅し背に冷たいモノが滴ります。
まぁそんなジェノサイドな行楽にも持って行く毎日のお供が「サーモボトル」。
色々使ってみましたが結果的にユニコの370ml容量小型ミニボトル(¥2,400)が自分にとっては一番使い勝手良く、
氷をギッシリ詰め込んでボトルケージに挿して出かけるという所から一日が始まります。
ただ、このミニボトルを使い始めてから暫くは「洗い辛いなぁ・・・」と困らされたというのも事実。
この内側のパッキンが物凄く外し難く、素手では到底外せそうにもないので毎日スプーンとかで外していました。
でも毎日洗っている内にふと思うたですよ。「製品としてこんなに洗い難いって事があるか?」と。
飲み口周りは明らかに別体構造になっているし、何やら三角マークもついているしで外れそうな・・・?
と、洗いながら弄くり回していたある日、その時が訪れたのです。
パコ。
飲み口の奥、三角マークで示された辺りを下向けに押し込むと外れたのです!
こうなると「今までの苦労は何やってん」と腹が立つくらい簡単キレイに洗う事が可能に。
大体何でも説明書を読まない横着者だからこんな遠回りをするハメになるのだ、ウツケが。
と自分を叱ってやろうかと思ったのですが、改めて説明書を見ても箱を見ても・・・何も書いてないんですよやっぱ。
もしかしたら「三角マークは押せの印」というのが常識で、ワタクシが非常識なだけかもしれません。
サーモボトルの出動機会が激増する今、ミニボトルを使っている方で「洗い辛い・・・」と悩む方が居られるとするなら、
アナタの知らない秘められた常識があるという事、こっそりお伝えしてみる次第。
毎日外して洗って組み付けてを繰り返した結果、キャップのプラが割れてしまったとしても、
捨てずに「交換用キャップASSY ¥500」をお買い求め頂き引き続き膵炎になるまで冷たいモノをガブ飲みして下さいませ