深セン旅(総括)
3年ほど前から話題を耳にして調べ始めていた深センに、ようやく行ってきました。アフリカでFinTechに関わっていた事もあり、そしてこれからもその領域で貢献して行きたいと感じていた自分にとって、深センのQR経済圏は絶対に見ておきたい所でした。
去年の頭にもこんなこと(↑)を言っていたみたいです。
以下は、過去の深セン行きをなさった方のまとめや、自分が実際に3日間の旅程で体験してきたフォトログなどをまとめています。俯瞰した目線での定量データや概況などは省き、あくまで一個人として体感した世界をファクトベースで掲載して行きたいと思います。
私がそうだったように、この記事も、これから深センに初めて行かれる方のお役に立てれば幸いです。そして、次回自分がまた訪れる際の備忘録として。
・深セン旅(まとめ記事編)
・深セン旅(交通編)
・深セン旅(テクノロジー企業編)
・深セン旅(GreatFireWall編)
・深セン旅(大学編)
写真などが多いため、上記5編に分解しました。
総じて、やはり「日本に入ってくる情報は誇張されている感が否めない」と感じた次第です。QRコード経済が発展し過ぎて、現金は一切使えない、とか、物乞いですらQRでお金をねだってくる、とか。3日間の滞在で偏った部分しか見えてないとは思いますが、現金も、露天とかコンビニ、スーパーなどでほとんど使えたし、QR物乞いにも出会えませんでした。
自分の目で見て実際に現地で感じる、というのは本当に大事なことだな、と改めて。
深センの事前学習は上記のまとめ系であらかたインプットしました。インフラ(通信・交通・決済)周りは特に色々と調べました。まぁ実際、日本でいくら調べても良く分かんない事が多かったので、最後はエイヤッ!で現地行ってから調べた事の方が多かったですが。
Mobikeは3日間で20回ほど乗りましたが、QR×シェアエコの究極形な気がします。大変有意義な体験でした。シェアエコの流れはとても便利だし不可逆的なので、世界はいずれこれがスタンダードになって行くのだろうな、と感じました。
20回の乗車で27kmの移動。合計費用は370円ほど。あまりに便利なので、歩いてすぐ5分ほどのところに向かうにもMobike使っていました。時間の節約にもなって大変重宝しました。
単純なミーハー心で、BATの皆さんはどんな所で働いてるのだろう?という好奇心から訪問させて頂きました。イケてる高層ビルばかりでした。
いかに今の自分がGoogleに依存しているかが実感できます。「なんだかんだちょっとは通じるだろう」とかなめてましたが、本当になんにも出来ませんでした。国家としてこんな極端で大胆な政策が出来てしまうという点も、非常に面白いと感じます。
GoogleMAPが全く使えないので、今回大活躍だった高徳地図(↑)
南山区、福田区、大学城の3地域を中心に回ってきました。上記の☆は、高徳地図での収蔵(保存)したスポット。
アジア圏TOP3の大学へ。特に香港大学などはデモの真っ只中だった事もあり、より切迫したリアルな若者世代の状況が感じ取れました。