Beppu mime Labo

hanabi

2019.08.11 16:59

横浜を出発して24時間後に盛岡入りという強行(狂行?)を果たす


何故またこんな無茶な往路なのかというと、

なんとしても盛岡の花火を見たかったからに他ならない


特に花火が好きという訳ではなく、

お祭りというか、なんだか街の色々が詰まっているような、

去年の夏に初めて東北の主要都市を回っていて、なんだか気になるというかまた来たいと思っていて、

何故だか分からないけれど、何か確かめたいと考えていました



到着する頃にはもう夕暮れに、

北上川両岸には花火を見る人足がぽつりぽつりと、

盛岡中心地からは少し離れているのだけれど、この日を楽しみにしていたのか、街中からみんな集まっているようです


密集地ではなく点在する民家は庭があり、20人程の落ち着いた宴会をしている様子

きっと花火をみんなで見るのだろう、とか考えているとふと気付く


家の前に停まってる車のナンバーが川崎だ


この花火の日に帰省しているのかな、子どもを抱っこしてお酌しているようだ


時間とともに人も増え、川沿いの道路の歩道にはシートを敷く人、手持ちの椅子で準備万端な人、

そしてバーベキューするファミリーまで、、


あまりの自由さと、そこに集まる人々の足取り、、

この日を楽しみにしているやわらかい空気を感じる

舞台の笛の音が響いている

そして花火が上がる


この日は曇りで星は見えなかったが、

花火を星空と思ってみると

一瞬、きれいで、はかなくて、

このお盆の出会いと別れも輝いていて、

盛岡の人はそれを解っているのかまた優しくて、

またいつか、と思ってしまう


その後繁華街で若い子らが別れ際に交わす言葉が聞こえた


また東京で会おうね



北の国の寒さは九州人の自分には到底、想像すらも出来ないんだろうなぁ