美都餐室の咖喱飯
レトロ餐室として雑誌などでもよく取り上げられている油麻地の 美都餐室。
1950年創業の歴史ある店ですが柄タイルや窓の設えなど、どことなく可愛らしさがあって若いお客さんを多く見かけます。
16年前の初香港旅の時は、佐敦のイートンホテルに泊まっていましてこの店までは、歩いてもすぐの距離。当時は私も「若い女の子」だったわけで「可愛らしいレトロ餐室」を目指してやって来たわけです。それ以降、渡港する度に訪れているのはここの咖喱飯が食べたくなるから。
日本でもインドでもタイでもないスパイスの効いた咖喱がくせになるのです。ほどよく煮込まれた牛タン咖喱。
素揚げした蝦とジャガイモ、玉ねぎの食感がとてもいい蝦咖喱。
雑誌などでは、菠蘿包(パイナップルパン)や西多士(フレンチトースト)そして奶茶(ミルクティー)がよく紹介されていますがここはお茶利用よりも、食事メニューで利用するほうが多い。甘い物よりも、ご飯のほうが美味しいと思うから。…と言いつつ、西多士も食べましたが。この恐ろしくへヴィーでハイカロリーな一品が香港に来ると、なぜか食べたくなり食べた後にたくさん歩けば、食べても大丈夫な気分になるのです。
麵が食べたいという子供に、美都特製麵を。オリジナル麵の具は何かと思ったら、臓物系ごろごろ。子供は雲呑麺のような卵麵を期待していたらしくこのソフト麵はあまり食べてくれず…これは臓物系好きな夫が平らげました。
子供は何を食べていたかと言うと…私の前に運ばれてきた咖喱飯の白米を見た途端「ごはん!!」と叫んでお皿を自分の前に持って行き、夢中で食べていました。
麵もパンも炒飯も好きな子なので、何でもOKかと思いきややっぱり白米に勝るものはないのだと知った瞬間…。白米(タイ米のような細長いお米でしたが)をモリモリと一皿、ほとんど一人で食べきってしまいました。日本男児だね。子連れ旅行には、日本食を組み込んであげたほうがいいのかもしれない。
息子のために、ミックスフルーツジュースをオーダーしたのですが。いろんなフルーツをミキサーにかけたようなジュースを想像していたのとは全く違うジュースでした。確かに、いろんなフルーツが入っている。昔懐かしい、甘いジュースでした。
にほんブログ村 ← クリックお願いします